安倍総理大臣

平成26年4月29日

1.ドイツを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,現地時間29日午後18時50分過ぎから約10分間,フォルカー・カウダー独連邦議会キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)会派院内総務と懇談を行いました。

2.安倍総理は,第三次メルケル政権連立協定のアジア部分で日本が最初に取りあげられていることはドイツが日本を重視している表れであると述べつつ,日本とドイツは基本的価値を共有し,ともにグローバルな課題に対処するパートナーである旨を述べました。

3.これに対して,カウダー院内総務は,自分は日本を重視しており,今年5度目の訪日を予定している,安倍総理が欧州歴訪の最初にドイツを訪問したことは,日本のドイツ外交重視の表れと受け止めていると述べ,基本的価値を共有する日独両国は,国際場裏における協力を深めていくべきであると述べました。

4.安倍総理とカウダー院内総務は,ウクライナ問題の平和的解決に向けても,両国で協力していくことで一致しました。

5.そして,その場に同席していた中根在独大使より,カウダー院内総務と交流がある(注)長崎純心大学の3人の学生からの手紙を渡し,安倍総理とカウダー院内総務は,両国間の交流を更に深めていくことで一致しました。

 (注)CDU/CSUが一昨年に長崎純心大学の学生を招へい。その後,カウダー院内総務と同学生の間で交流が続いている。


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