アルバニア共和国

　10月31日，午前10時20分から約40分間，中谷真一外務大臣政務官は，訪日中のグラモズ・ルチ・アルバニア国会議長（H.E. Mr. Gramoz RUCI）と会談したところ，概要は以下のとおりです。

1　冒頭，中谷政務官から，ルチ議長の初訪日を歓迎するとともに，先月，アルバニアで発生した地震の被災者へのお見舞いを述べました。また，2017年の在アルバニア日本国大使館の開設以降，ハイレベルの対話を始め，二国間関係が着実に発展していることを嬉しく思うとともに，経済・経済協力，スポーツ交流の分野で協力を促進していきたい旨述べました。さらに，「西バルカン協力イニシアティブ」の下，アルバニアの取組を引き続き支援していく旨述べました。

2　これに対し，ルチ議長から，先般の台風被害へのお見舞いの言葉がありました。また，これまでの日本の支援に加え，在アルバニア日本大使館の開設に対する謝意を表明した上で，二国間関係が強化されていることは喜ばしく，経済分野における協力の進展，特に日本人観光客の増加を期待する旨の発言がありました。さらに，「西バルカン協力イニシアティブ」の下，日本が西バルカン地域への関与を高めていることを高く評価する旨述べました。

3　両者は，アルバニアのEU加盟プロセスや国際場裡における協力についても，意見交換を行いました。