セルビア共和国
上川外務大臣とマツラ・セルビア共和国大臣(女性のエンパワーメント等担当)との意見交換
令和6年7月18日


現地時間7月18日午前11時00分(日本時間同日午後6時00分)から約30分間、セルビア共和国を訪問中の上川陽子外務大臣は、タティヤナ・マツラ・セルビア共和国大臣(女性のエンパワーメント等担当)(H.E. Ms. Tatjana Macura, Minister without portfolio in charge of gender equality, prevention of violence against women and economic and political empowerment of women)との会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 上川大臣から、セルビアにおける女性の政治参画が進んでいることに言及したのに対し、マツラ大臣からは、セルビアにおけるジェンダー平等や女性のエンパワーメントに関する現状及びセルビア政府の取組について説明がありました。
- また、上川大臣から、WPSを日本の主要外交政策の一つとして推進している旨述べるとともに、紛争後、域内融和と発展のために努力を重ねている西バルカン地域の平和及び安定化にはジェンダー平等や女性・平和・安全保障(WPS)の視点が重要である旨指摘しました。マツラ大臣からは、セルビアにおけるWPSの取組や難民支援における女性の視点の重要性に言及があり、双方は、様々な政策に女性の視点を取り入れることの重要性について一致しました。