経済上の国益の確保・増進
令和4年度エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議(結果)
令和4年12月13日
- 12月9日、外務省は、オンライン形式で「エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議」を開催しました。外務省では、平成21年度から、この戦略会議を開催し、日本のエネルギー・鉱物資源の安定供給確保に向けた外交的取組について議論を重ねてきています。
- 本年の戦略会議は、第1部では、ロシアのウクライナ侵略によって生じたエネルギー危機下にある中、在外公館からのエネルギー情勢の報告をふまえて、今後の課題やその対策についての議論を行いました。第2部では、米国国務省エネルギー資源局関係者から、米国のイニシャティブで設立されたクリーンエネルギー移行に必要な鉱物資源の安定供給に向けた取組みである鉱物資源安全保障パートナーシップの意義に関するインプットを得て、重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向けた取組についての議論を行いました。この戦略会議には、約30公館を超えるエネルギー・鉱物資源専門官(PDF)
及び資源エネルギー庁関係者等が参加しました。
- 本日の議論を通じ、参加者は、エネルギー・鉱物資源を取り巻く厳しさを増す国際情勢において、今後、一層、日本の在外公館を最大限活用し、対策を検討していく必要性について、認識を共有しました。