G7
G7首脳電話会議(概要)
令和6年10月3日
10月2日午後10時55分から約45分間、本年のG7議長国であるイタリア共和国のジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相(H.E. Ms. Giorgia MELONI, President of the Council of Ministers of the Italian Republic)の主催により、緊迫する中東情勢を受けてG7首脳電話会議が開催され、日本から石破茂内閣総理大臣が出席したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣は、中東、ウクライナを含む欧州、インド太平洋の安全保障は互いに密接に関連しており、G7の枠組みでの緊密な連携・協力がますます重要となっている旨指摘しつつ、今後、首脳間で緊密に協力していきたい旨述べました。
- 石破総理大臣は、今般のイランによる攻撃を含め中東情勢を深刻に懸念しており、このようなエスカレーションは全く認められるものではなく、強く非難する旨述べました。
- また、石破総理大臣は、今回の事案が全面戦争に拡大しないように、G7を含む国際社会が全ての関係者に対し最大限の自制を求め、事態の沈静化に向けて努力することが重要である、日本としても最大限の外交努力を行う考えであり、イランに対しても、引き続き働きかけていく旨述べました。
- G7首脳は、中東情勢について、G7で、引き続き緊密に連携して対応していくことで一致しました。