G20(金融・世界経済に関する首脳会合)
G20リオデジャネイロ・サミット (2日目の概要)
令和6年11月19日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
現地時間11月18日及び19日(日本時間18日~20日)、G20議長国ブラジルの主催により、同国リオデジャネイロにおいてG20リオデジャネイロ・サミットが開催され、ルイス・ イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ・ブラジル連邦共和国大統領(H.E. Mr. Luiz Inacio Lula da Silva, President of the Federative Republic of Brazil)が議長を務め、石破茂内閣総理大臣が出席したところ、2日目となる19日の概要は下記のとおりです。
1 セッション3「持続可能な開発とエネルギー移行」
現地時間午前10時20分(日本時間午後10時20分)から約2時間30分間行われた本セッションでは、1.5℃目標達成に向けた気候変動・エネルギー移行の取組、プラスチックごみを始めとする環境問題への対応、持続可能な開発等について議論が行われました。
G20メンバーは、G20が世界の温室効果ガス排出の80%を占めていることを踏まえ、G20が果たすべき主導的役割を認識しつつ、気候変動・エネルギー移行に向けた取組を強化することへのコミットメントの重要性を共有しました。
2 閉会セッション
現地時間午後0時50分(日本時間20日午前0時50分)から約20分間行われた閉会セッションでは、ルーラ・ブラジル大統領が今回のサミットを総括した上で、次期議長国である南アフリカのラマポーザ大統領から、アフリカ大陸で初めての開催となるG20サミットを、来年、南アフリカで開催する旨述べました。
(参考1)G20リオデジャネイロ・サミット
- 日程
- 11月18日(月曜日)
第1セッション 飢餓・貧困との闘い
第2セッション グローバル・ガバナンス機構改革 - 11月19日(火曜日)
第3セッション 持続可能な開発とエネルギー移行
- 11月18日(月曜日)
- 参加国・国際機関
ア G20メンバー
日本、ブラジル(議長国)、アルゼンチン、豪州、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、イタリア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、英国、米国、AU、EU
イ 招待国
アンゴラ、ボリビア、チリ、コロンビア、エジプト、マレーシア、モザンビーク、ナイジェリア、ノルウェー、パラグアイ、ポルトガル、カタール、シンガポール、スペイン、タンザニア、アラブ首長国連邦、ウルグアイ、ベトナム、バチカン
ウ 国際機関
アフリカ開発銀行(AfDB)、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、ラテンアメリカ開発銀行(CAF)、国連食糧農業機関(FAO)、金融安定委員会(FSB)、米州開発銀行(IDB)、国際労働機関(ILO)、国際通貨基金(IMF)、アラブ連盟(LAS)、新開発銀行(NDB)、国際連合(UN)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連教育科学文化機関(UNESCO)、世界銀行(WB)、世界保健機関(WHO)、世界貿易機関(WTO)