世界経済フォーラム(ダボス会議)

令和4年4月25日
シュワブWEF会長と挨拶する岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)

 4月25日、午前11時50分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、クラウス・シュワブ世界経済フォーラム(WEF)会長(Professor Klaus Schwab, Founder and Executive Chairman of the World Economic Forum)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣は、シュワブ会長の訪日を歓迎した上で、感染症に加え、ロシアによるウクライナ侵略によって各国の経済社会の変革がますます重要になっており、経済社会の変革を後押しする国際政治潮流を作っていく「結束」が求められているとの考えを述べました。
  2. また、岸田総理大臣から、2023年のG7サミット議長年も見据え日本が国際的な議論を主導していく決意を強調するとともに、WEFとは「第四次産業革命日本センター」を始め具体的な協力が進展している点に触れつつ、WEFへの期待を述べました。
  3. シュワブ会長からは、岸田総理による1月に行われたダボス・アジェンダ2022における「新しい資本主義」に関するスピーチに謝意を述べつつ、企業利益のみならず、人々、自然、環境への配慮したステーク・ホールダー資本主義が重要になっている旨述べるとともに、本年5月末に予定されているWEF年次総会(ダボス会議)は、ウクライナ情勢やポスト・コロナの取組を議論する絶好な場になる旨、日本とWEFの間には長年にわたる協力関係があり、2023年のG7サミットに向けても是非協力していきたい旨を述べました。
[参考]世界経済フォーラム(World Economic Forum

 1971年、シュワブ会長によって設立された非営利団体。世界各地で各種のシンポジウムを主催。スイス・ジュネーブに本部を置く。年次総会(通称ダボス会議)には例年2千人以上の世界のリ-ダーが出席。


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