欧州

　安倍総理夫人は，イタリアにおけるG7タオルミーナ・サミットにおいて，エマヌエラ・マウロ・ジェンティローニ伊首相夫人の主催する公式配偶者プログラムに参加しました。

1. 　26日は，安倍総理夫人の他に，メラニア・トランプ米大統領夫人，ブリジット・マクロン仏大統領夫人，ヨアヒム・ザウアー独首相夫君，マウゴジャータ・トゥスク欧州理事会議長夫人が同プログラムに参加しました。今回は伊・米・仏の3か国の配偶者がG7初参加となりました。
   　最初のプログラムとして，カターニア市長主催昼食会に参加しました。カターニア市長夫妻の歓迎を受け，大変和やかな雰囲気の中で昼食会が行われました。その他，欧州で最大級の大きさを誇るベネディクト修道院の視察など，エトナ地域の文化に触れながら，新たなG7首脳配偶者同士の交流を深めました。
   　夜には，ミラノ・スカラ座フィルハーモニーによるコンサート及びマッタレッラ大統領主催公式晩餐会に夫妻で出席しました。
2. 　27日は，G7首脳配偶者に加え，招待国首脳及び国際機関の長の配偶者がプログラムに参加しました。マーガレット・ガクオ・ケニヤッタ・ケニア大統領夫人，アイサタ・イスフ・マハマドゥ・ニジェール大統領夫人，ルル・キンタナOECD事務総長夫人，カイド・エセブシ・チュニジア大統領ご息女，グザヴィエ・ジョカンティIMF専務理事パートナーが加わり，安倍総理夫人は，各参加者との交流を行いながら，タオルミーナの旧市街の視察，シチリア伝統工芸職人によるデモンストレーションの見学やジェンティローニ首相夫人主催の昼食会に参加しました。

　27日午後8時20分から9時30分までの約70分間，安倍総理夫人は，バレッタ市内レストランにおいて，ミシェル・ムスカット・マルタ首相夫人主催の夕食会に出席しました。

1. 　安倍総理夫人から，日本の総理大臣として初めてマルタを訪問する安倍総理とともに，初めてマルタを訪問することができ喜ばしい旨述べるとともに，第一次世界大戦中に，旧日本海軍艦隊がマルタを拠点に連合国の船の護衛活動を行っていたというつながりがある旨伝えました。
2. 　両夫人は，マルタの歴史ある美しい景観を保全する努力や，共に関心を有している女性の社会進出についての取組などに加え，美しい自然に恵まれるなどの共通点を持つ日本とマルタの交流について意見交換を行いました。最後に，ムスカット首相夫人からは，安倍総理夫人の訪問に改めて歓迎の気持ちが表明されました。