APEC(アジア太平洋経済協力、Asia Pacific Economic Cooperation)
堀井外務副大臣とペドロサAPEC事務局長とのワーキング・ディナー
令和7年12月16日
12月15日、午後7時から約2時間、堀井巌外務副大臣は、戦略的実務者招へいにより訪日中のエドゥアルド・ペドロサAPEC事務局長(Mr. Eduardo Pedrosa, Executive Director, APEC Secretariat)と夕食を交えて意見交換を行ったところ、概要は以下のとおりです。この意見交換には、渡邊滋経済外交担当大使(APEC高級実務者)が同席しました。
- 堀井副大臣から、世界経済の不透明性が増す中、アジア太平洋地域の持続可能な成長と繁栄のため、APECの重要性はますます高まっており、今後もAPECの活動を活性化する必要があることを強調しました。また、副大臣より、APECの場においても、ルールに基づく自由で公正な経済秩序が重要である点について述べました。
- ペドロサ事務局長から、今次招へいへの謝意の後、日本のAPECへのこれまでの貢献を高く評価するとともに、非拘束的でコンセンサスを重視するAPECの役割を、域内の自由貿易、経済発展のためにさらに強化していきたい旨が述べられました。
- 両者は、2031年日本議長に向け、APEC事務局と日本の連携を一層強化していくことで一致しました。

