科学技術

令和6年11月8日

 令和6年10月14日から19日まで、小谷元子外務大臣次席科学技術顧問は、スウェーデン及びドイツを訪問しました。主な活動の概要は以下のとおりです。

1 スウェーデン

スウェーデン王立工学アカデミーでの意見交換
スウェーデン研究評議会での意見交換

 小谷次席顧問はストックホルム(スウェーデン)において、スウェーデン研究教育省、スウェーデン研究評議会(VR)、スウェーデン・イノベーション庁(VINNOVA)、スウェーデン王立工学アカデミー(IVA)、カロリンスカ研究所、スウェーデン王立工科大学(KTH)、ストックホルム大学、日本学術振興会(JSPS)ストックホルム研究連絡センター等を訪れました。各所対談では、日本の科学技術イノベーション政策や、科学技術外交の取組について説明を行うと共に、両国の相互連携について意見交換を行いました。また、現地で活動する日本人研究者とも交流の機会を持ち、それぞれの立場から相互に率直な質疑応答が交わされ、示唆に富む数々の意見が示されました。

日本学術振興会ストックホルム研究連絡センター訪問

2 ドイツ

第3回ドイツ研究者ネットワーク交流会の集合写真(写真提供:日本学術振興会ボン研究連絡センター)
第3回ドイツ研究者ネットワーク交流会での講演の様子
  • (1)小谷次席顧問はミュンヘン(ドイツ)を訪問しました。ミュンヘン工科大学(TUM)、マックス・プランク量子光学研究所(MPQ)及びドイツ博物館を訪れ、最先端研究を行う研究施設の視察も行いました。各所対談では、日本の科学技術外交について取組を紹介すると共に、国際頭脳循環やドイツのエクセレンス戦略、今後目指すべき国際的な研究環境の在り方などを議題に取り上げながら、研究領域における日本とドイツの協力を見据え意見交換を行いました。
  • (2)小谷次席顧問は、マックス・プランク量子光学研究所(MPQ)を会場に開催された「第3回ドイツ研究者ネットワーク交流会」に参加し「日本の科学技術政策・外交と国際研究環境の整備に向けて」をテーマに講演を行いました。
     この交流会には、ドイツをはじめとする欧州で活躍中の研究所長や大学教授から若手研究者、企業研究者まで約70名が集い、小谷次席顧問はプログラム内で行われた同分野交流、異分野交流等のグループワークにも参加し、活発な意見交換が行われました。
マックス・プランク
量子光学研究所の視察
ミュンヘン工科大学との意見交換

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