科学技術

令和2年1月22日

 令和2年1月9日から10日まで,岸輝雄外務省参与(外務大臣科学技術顧問)は,シンガポールを訪問しました。主な活動の概要は以下のとおりです。

1 研究機関訪問

(写真1)EDDCにて説明を受ける様子 EDDCにて説明を受ける様子
(写真2)スレシュ南洋理工大学学長との懇談の様子 スレシュ南洋理工大学学長との懇談の様子

 9日,岸顧問はシンガポール科学技術研究庁傘下の研究所であるバイオ工学・ナノテクノロジー研究所(IBN)及び実験的薬剤研究開発センター(EDDC)を訪問し,研究現場を視察するとともに,日本とシンガポールの科学技術・イノベーション動向について意見交換を行いました。南洋理工大学を訪問し,スブラ・スレシュ学長と懇談しました。

2 科学技術振興機構(JST)シンガポール事務所10周年記念シンポジウム

(写真3)シンポジウムの様子1 科学技術振興機構(JST)シンガポール事務所10周年記念シンポジウムの様子1
(写真4)シンポジウムの様子2 科学技術振興機構(JST)シンガポール事務所10周年記念シンポジウムの様子2

 10日,国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)がシンガポール事務所開所10周年を記念してシンポジウムを開催し,山崎純駐シンガポール日本国特命全権大使やリム・チャンポー前シンガポール科学技術研究庁長官らが祝辞を述べました。岸顧問は基調講演にて,デジタル革命に向けた科学技術外交と題して,関連する科学技術顧問の活動や日本の科学技術動向を紹介しました。スレシュ学長は,持続可能な社会の実現に向けたIndustry 4.0の重要性と推進における課題について講演しました。また,岸顧問は本シンポジウムを聴講していたフレデリック・チュー・シンガポール科学技術研究庁CEOと懇談し,今後の日シンガポール連携の重要性を確認しました。


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