科学技術
松本外務大臣科学技術顧問の開発のための科学技術委員会(CSTD)第24回年次会合への登壇
令和3年5月27日
5月17日、松本顧問は、オンライン形式にて開催されたCSTD第24回年次会合のハイレベルラウンドテーブルにおいて、「COVID-19パンデミックからの持続可能でレジリエントな回復における科学技術イノベーション(STI)の役割」と題するパネルセッションに登壇しました。
松本顧問は、持続可能でレジリエントな回復に向け、ワクチンや治療薬の開発等医療分野での研究開発(プランA)のみならず、1 深紫外線LEDによるウイルス不活性化を可能とする技術等の非医療分野でのプランBの研究開発の重要性を強調した他、2 日本国内のゲノム医療の先進例を紹介し、ゲノム情報を活用したゲノム医療も感染症に罹らない予防的措置や罹患しても重症化を防ぐ健康管理の手法の一つとして一層展開されるべきであり、かかる分野における国際連携を一層推進していくことの必要性について積極的に発信しました(松本顧問によるステートメント(英文)(PDF))。
- 【参考】
- CSTDは、国連経済社会理事会の下部組織として、科学技術面での課題や科学技術の開発への影響を検討し、特に発展途上国の観点から科学技術政策への理解を促進すること等を任務としている。第24回年次会合は5月17日~21日、オンラインにて開催され、「健康と福祉(SDG3)に係る格差を縮小するためのSTIの活用」及び「持続可能な開発のためのブロックチェーンの活用」を優先テーマとし議論が行われ、ウィッティングデール英メディア・デジタル大臣、デラ・ペニャフィリピン科学技術大臣、レソラテーベ高等教育・研究・科学技術大臣らが登壇した。