通常兵器の軍縮及び過剰な蓄積禁止に関する我が国の取組

平成29年9月12日
(写真1)クラスター弾に関する条約第7回締約国会議
(写真2)クラスター弾に関する条約第7回締約国会議
(写真3)クラスター弾に関する条約第7回締約国会議
  1. 9月4日から6日にかけて,ジュネーブ(スイス)において,我が国も締結しているクラスター弾に関する条約(CCM)の第7回締約国会議が開催されました。
  2. 今回の会議においては,昨年9月に開催された第6回締約国会議から現在までの間に,条約の普遍化(締約国数を増やすこと),貯蔵弾廃棄,除去及び危険低減教育,被害者支援,国際協力等の諸分野でみられた進展及び課題について参加国の間で検討が行われました。また,第1回検討会議(2015年)において採択されたドゥブロヴニク行動計画の実施の進捗状況の確認が行われました。
  3. 我が国は,本件会議において,普遍化,貯蔵弾の廃棄及び国際協力等の議論に参加しました。
  4. 昨年の第6回締約国会議から本件会議までに,新たにマダガスカル及びベナンの2か国がCCMを締結し,締約国数は102か国・地域となったほか,会議開催期間中に南スーダンから締約国となるための国内手続きを終了した旨報告がありました。また,モザンビークが,クラスター弾残存物の除去及び廃棄義務(第4条)の履行を完了した旨発表しました。
  5. 5日には,ラオス政府,欧州連合,国連開発計画等によるラオスにおける不発弾問題に関するサイド・イベントが開催され,ドナー国の代表として髙見澤將林軍縮代表部大使が登壇し,同国へのこれまでの日本の支援を紹介しました。
  6. 次回の第8回締約国会議は2018年に開催され,議長国はニカラグアが務めることが決定されました。

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