通常兵器の軍縮及び過剰な蓄積禁止に関する我が国の取組
武器貿易条約(ATT)第7回締約国会議(CSP7)の開催
令和3年9月14日


- 8月30日から9月2日まで、スイスのジュネーブにおいて、武器貿易条約(ATT)第7回締約国会議(The Seventh Conference of States Parties: CSP7)が開催され、我が国からは小笠原一郎軍縮代表部大使が代表団長として出席しました。
- 今次会議は、新型コロナウィルス感染症への配慮から、議場での出席に加えオンラインでの参加も可能なハイブリッド方式で行われ、計103か国(ATT締約国86、署名国15、オブザーバー国2)及び国際機関や市民社会等の代表が参加しました。
- 会議では、ATTの効果的な履行、武器移転の透明性及び条約の普遍化について議論が行われたほか、「小型武器と備蓄管理」をテーマとし、小型武器の非合法取引や流用を防止することの重要性や、そのための課題について、活発な議論が行われました。
- 我が国からは、小型武器対策への継続的な貢献を紹介して日本のコミットメントを示したほか、締約国に対し、条約上の義務である報告書の提出を通じた透明性の確保を呼びかけ、また未締約国に対してATTへの加入を呼びかけました。
- この会合で、我が国は、2022年に開催予定の第8回締約国会議(CSP8)に向けた1年間の会期における副議長に選出されました。