通常兵器の軍縮及び過剰な蓄積禁止に関する我が国の取組
武器貿易条約(ATT)第6回締約国会議(CSP6)の概要
令和3年9月14日
- 武器貿易条約(ATT)第6回締約国会議(The Sixth Conference of States Parties: CSP6)は、新型コロナウィルス感染症の影響から、議場での議論は行われず、2020年8月17日から21日の期間、全て文書形式で開催されました。合計102か国(ATT締約国89、締約済み未発効国1、署名国12)及び国際機関や市民社会等の代表が参加し、書面提出を通じて議論しました。
- 会議では、ATTの効果的な履行、武器移転の透明性及び条約の普遍化について意見が交わされたほか、通常兵器の流用に関する情報交換フォーラムの設置が決定されました。
- 我が国からは、条約普遍化促進の重要性やそのための日本の貢献について述べ、未締約国に対しATTへの加入を呼びかけました。また、新たに設置された情報交換フォーラムが通常兵器の流用防止に繋がることへの期待を表明しました。