通常兵器の軍縮及び過剰な蓄積禁止に関する我が国の取組
武器貿易条約(ATT)第5回締約国会議(CSP5)の開催
令和3年9月14日
- 2019年8月26日から30日まで、スイスのジュネーブにおいて、武器貿易条約(ATT)第5回締約国会議(The Fifth Conference of States Parties: CSP5)が開催され、106か国(ATT締約国86、締約済み未発効国2、署名国15、オブザーバー国3)及び国際機関や市民社会等の代表が参加しました。
- 会議では、ATTの効果的な履行、武器移転の透明性及び条約の普遍化について議論が行われたほか、「ジェンダー及びジェンダーに基づく暴力」をテーマとし、通常兵器の輸出におけるジェンダーに基づく暴力のリスク評価等について意見交換が行われ、更なる議論・取組を行っていくことを確認しました。
- 我が国からは髙見澤將林軍縮代表部大使が代表団長として出席し、ジェンダーに関する議論の深化を歓迎し、また普遍化作業部会の共同議長として2年間務めた立場から、ATT締約国の拡大に向けた活動を紹介し、更なる取組へのコミットメントを表明しました。