軍縮・不拡散・原子力の平和的利用
特定通常兵器使用禁止制限条約 自律型致死兵器システムに関する政府専門家会合の開催
令和2年10月1日

- 9月21日から25日まで、ジュネーブにおいて、自律型致死兵器システム(LAWS)に関する特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の政府専門家会合(GGE)が開催され、我が国からは、小笠原一郎軍縮代表部大使が会合に出席しました。今回のGGEは、本年6月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期され、今般の開催となったものです。
- 会合には、我が国を含む約50か国の他、国際機関、NGOが参加し、LAWSと国際人道法との関係、規制すべきLAWSの特徴、人間の関与のあり方、今後の取り進め方等について、活発な議論が行われました。
- 会合において我が国は、2019年に採択されたLAWSに関する指針は大きな成果であることを確認し、本件議論においては主要国を含め広く国際社会で共通認識を形成するための包摂性を尊重することが重要である旨述べました。
- 我が国としては、引き続きLAWSに関する国際的なルール作りに積極的かつ建設的に参加していく考えです。