通常兵器の軍縮及び過剰な蓄積禁止に関する我が国の取組
クラスター弾に関する条約第9回締約国会議
令和元年10月8日


- 9月2日から4日にかけて,ジュネーブ(スイス)において,我が国も締結しているクラスター弾に関する条約(CCM)の第9回締約国会議が開催されました。
- 今回の会議においては,昨年9月の第8回締約国会議から本年の会議までの間に,条約の普遍化(締約国数を増やすこと),貯蔵弾の廃棄及び除去,危険低減教育,被害者支援,国際協力等の諸分野でみられた進展及び条約履行期限延長等の課題について参加国の間で検討が行われました。また,第1回検討会議(2015年)において採択されたドゥブロヴニク行動計画の実施に係る進捗状況の確認が行われました。
- 我が国は,本件会議において,普遍化,貯蔵弾廃棄及び除去,危険低減教育,被害者支援,国際協力,透明性措置,遵守及び国内履行措置等に関する議論に参加しました。
- 昨年の第8回締約国会議から本年の会議までに,新たにガンビア及びフィリピンがCCMを締結し,締約国数は106か国・地域となりました。
- 明年11月に第2回検討会議が開催され,スイスが議長国を務めることが決定されました。