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平成19年4月5日
(1)4月5日、天皇皇后両陛下がご引見された。
(2)4月3日夕に安倍総理との首脳会談、両首脳間による日タイ経済連携協定の署名式(協定、同実施取極及び共同声明に署名。)及び安倍総理夫妻主催夕食会が行われた。
(3)4月4日、東海大学より名誉学位が授与された。
(4)4月2日、日タイ観光交流年イベントに出席した。
(5)貿易投資セミナー及び経済界リーダー、日本記者クラブとの昼食会に出席した。
(1)本年は日タイ修好120周年、プミポン国王のご誕生80年という記念すべき年であり、スラユット首相の訪日を機に、更なる二国間関係の進展が確認された。なお、昨年9月のクーデター後に就任したスラユット首相にとっては、ASEAN以外では初の二国間訪問であり、タイの対日重視の姿勢が示された。
(2)日タイ経済連携協定(概要別添(PDF))への署名が、両国首脳間で行われた。
(3)スラユット首相より、タイの憲法史上初めてとなる国民投票の実施を含む新憲法の起草スケジュールを含む民主化の取り組みについて説明があった。安倍総理からは、スラユット首相の指導の下、遅延することなく民主化プロセスを進めるよう求めた。
(4)スラユット首相としては、貿易投資セミナーや経済界リーダーとの会合等を通じ、タイの投資環境を説明することで、外国人事業法改正等で経済界が有している懸念の払拭に努めた。安倍総理から、外国人事業法改正の動き等で日本ビジネス界にタイのビジネス環境への懸念があったことに言及しつつ、ビジネス環境の更なる整備を求めた。
(5)両国首脳間で北朝鮮情勢、東アジア協力、国連安保理改革など地域・国際的課題につき意見交換が行われた。タイ側からは、2008年国連安保理非常任理事国選挙でわが国を支持するとともに2010年選挙におけるタイへの支持要請があった。
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