大洋州

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第6回太平洋・島サミット有識者会合レセプションの開催
及び親善大使「フラガール」のダンス披露

平成23年11月24日

  • (写真)挨拶をする加藤政務官
    挨拶をする加藤政務官
  • (写真)小林座長と有識者委員
    小林座長と有識者委員
  • (写真)加藤政務官と親善大使「フラガール」
    加藤政務官と親善大使
    「フラガール」
  1. 11月22日,加藤外務大臣政務官は,2012年5月に沖縄県名護市で開催される第6回太平洋・島サミットに向けた有識者会合の締めくくりとして,太平洋島嶼国との友好議員連盟に所属する国会議員,太平洋島嶼国に関心を有する団体・機関・企業・地方自治体等の関係者,大洋州各国の駐日大使など約140名を招き,外務省飯倉公館でレセプションを主催しました。
  2. このレセプションは,第6回太平洋・島サミットに向けた提言(11月15日に玄葉外務大臣提出)をまとめて頂いた有識者委員への感謝と,有識者の提言に関する関係者への報告の場として開催されました。
  3. レセプションでは,11月15日に玄葉外務大臣から第6回太平洋・島サミット親善大使を委嘱されたスパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム「フラガール」の親善大使として初めての活動として,太平洋島嶼地域をルーツとするダンスが披露され,会場は華やかな太平洋の南国の雰囲気に包まれました。
  • (写真)親善大使としてダンスを披露する「フラガール」-1
  • (写真)親善大使としてダンスを披露する「フラガール」-2
  • (写真)親善大使としてダンスを披露する「フラガール」-3

親善大使としてダンスを披露する「フラガール」

〈加藤外務大臣政務官スピーチ(要旨)〉

 太平洋島嶼国は,海洋国家である我が国と太平洋を共有。我が国と歴史的にも絆が深く,戦略的に重要な地域。我が国の太平洋島嶼国外交の柱が3年に1度の太平洋・島サミット。来年5月25日,26日に沖縄県名護市で第6回サミットを開催予定。有識者会合の委員の皆様には,素晴らしい提言をまとめていただいた。11月15日に委員の方々より,玄葉外務大臣に提出していただき感謝。

 提言には示唆に溢れたアイディアがたくさんあり,その一部は既に政府として実現。例えば,福島県いわき市所在のスパリゾートハワイアンズの「フラガール」に第6回太平洋・島サミット親善大使を委嘱。これは,震災復興の発信にもなることから,親善大使にふさわしいという提言を受けたもの。島嶼国とサミット開催地である沖縄の融合を連想させる愛らしいロゴも,有識者の提言により実現。ロゴのキャラクターは沖縄のシーサーを元にした「イーサー君」。本会合で有識者委員を務められた6名の委員の皆様に深く感謝。

 サミットにあわせて様々な関連行事を開催予定。「高校生 島サミット」を沖縄県主催で宮古島にて開催し,首脳との出会いの場も設ける予定。島嶼国との関係の更なる緊密化を目ざし,第6回太平洋・島サミットに向け尽力していきたい。皆様のご協力を賜りたい。

〈小林座長による挨拶(要旨)〉

 日本と太平洋島嶼国の関係に関する議論はすでに出尽くしており,今後はそれらを行動に移していく時期。近年,太平洋島嶼地域を巡る戦略的な環境も,日本を取り巻く国際的な環境も変化している。

 我々からの提言のポイントは3つ。(1)太平洋を共有する太平洋島嶼国に対し,東日本大震災の経験と教訓を踏まえ協力を実施すること,そして日本の復興を野田総理から国際社会にアピールすること,(2)島嶼国へのODAの供与額を縮小せず,同額程度を維持すること,(3)太平洋・島サミットに,太平洋の主要アクターである米国を招待し,太平洋全体を俯瞰する取組としていくことが重要。

 皆さんにも,ぜひ提言書を読んで頂きたい。

有識者会合委員(6名)

(1)北野 貴裕委員
北野建設株式会社代表取締役会長兼社長
(2)小林 泉委員
大阪学院大学教授
社団法人太平洋諸島地域研究所理事(座長)
(3)千野 境子委員
産経新聞特別記者・論説委員
(4)橋本 五郎委員
読売新聞特別編集委員
(5)降旗 高司郎委員
財団法人国際文化会館常務理事
(6)三浦 秀人委員
財団法人地球共生ゆいまーる評議員

(五十音順)

(写真)第6回太平洋・島サミットの公式ロゴマーク



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