外務副大臣・外務大臣政務官
マウラー赤十字国際委員会(ICRC)総裁による松山外務副大臣表敬
平成25年5月16日
- 5月16日(木曜日)午後5時50分から約30分間,松山政司外務副大臣は,ペーター・マウラー赤十字国際委員会総裁(Mr. Peter MAURER,President of the International Committee of the Red Cross)の表敬を受けました。
- 冒頭,松山副大臣から,ICRC設立150周年に祝意を表するとともに,危険な紛争地域で人道支援活動を行っているICRCを高く評価している,紛争犠牲者の一人一人に着目し,その保護と能力強化を実現する支援は我が国の推進する「人間の安全保障」の理念と通ずるものがある旨述べました。
- これに対し,マウラー総裁からは,厳しい財政状況であったにもかかわらず、我が国からICRCへの拠出が暦年で過去最高になったこと(注:24年度補正及び25年通常予算計約5166万ドル)に謝意を表するとともに,ICRCで働く日本人職員の数が増加するなど,日本とICRCとの協力関係が深化していることに感謝する旨述べました。
- そのほか,TICADV,アフガニスタン,シリア,マリ情勢についても意見交換を行いました。