中南米
日・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)拡大トロイカ外相会合(概要)
平成25年9月27日
9月26日(木曜日)午後4時頃(ニューヨーク時間。日本時間27日(金曜日)午前5時頃)から約40分間,国連総会出席のためニューヨークを訪問中の岸田文雄外務大臣は,中南米諸国全33か国が加盟するラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の拡大トロイカ(キューバ(現議長国),チリ(前議長国),コスタリカ(次期議長国)及びトリニダード・トバゴ(カリブ共同体(カリコム)議長国))の外相等と会合を行ったところ,概要は以下の通りです(CELAC拡大トロイカ側出席者:ロドリゲス・キューバ外相(H.E.Mr.Bruno RODRÍGUEZ Parilla, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Cuba),カスティージョ・コスタリカ外相(H.E.Mr.JoséEnrique CASTILLO,Minister of External Relations and Worship of the Republic of Costa Rica),ドゥークラン・トリニダード・トバゴ外相(H.E.Mr.Winston DOOKERAN, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Trinidad and Tobago) 及びオヤルセ・チリ外相代理(外務省多国間・国際問題局次長))。
1.冒頭
(1)CELAC側議長(キューバ外相)から,日・中南米諸国の経済関係の更なる発展の他,軍縮・核不拡散,平和,国際法及び国連憲章の遵守等多くの国際場裡における諸問題につき意見交換を行うため,日本と対話のメカニズムを構築したい旨述べました。
(2)岸田大臣から,初の日・CELAC外相会合の実現を嬉しく思う,民主主義や法の支配といった基本的価値を共有するCELACとより良い国際社会作りのため,また共に発展していくため,今後とも緊密に連携していきたい,スポーツ分野では,2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定に関する支援に感謝する旨述べました。
(3)トリニダード・トバゴより,5月に城内実外務大臣政務官がカリブ共同体外相会合に出席したことに触れつつCELACを含む様々なレベルでの関係強化を望む旨述べました。トリニダード・トバゴ,チリ及びコスタリカも,今後協力を進めていくべき分野として,特に防災,軍縮・不拡散を挙げました。
2.今後の協力分野
岸田大臣から,太平洋同盟,カリブ共同体,中米統合機構等といった中南米の中の様々な地域統合機構,これら準地域機関を補完するCELACとも緊密に連携していきたく,今後はハイレベルの対話を拡充していきたい,日・中南米間の貿易・投資関係が近年大きく拡大していることに鑑みビジネス環境整備,また防災についても日本の知見・経験を活かしCELACと協力していきたい旨述べました。また,国連安保理改革,核軍縮,気候変動等の国際課題についても協力していきたい旨述べました。CELAC側から,日CELAC関係強化への関心を嬉しく思う,防災や軍縮・不拡散等重要事項につき日本と意見交換を続けたい旨述べました。
3.最後に,岸田大臣から,本日の会合を受けて,日本はCELACと多くの分野で協力できる可能性を有していると実感した,本日の会合を弾みに,今後様々な分野でCELACと連携を強化し,ウィン・ウィンの関係を築いていきたい,具体的には事務レベルで意思疎通を図っていきたい旨述べました。
1.冒頭
(1)CELAC側議長(キューバ外相)から,日・中南米諸国の経済関係の更なる発展の他,軍縮・核不拡散,平和,国際法及び国連憲章の遵守等多くの国際場裡における諸問題につき意見交換を行うため,日本と対話のメカニズムを構築したい旨述べました。
(2)岸田大臣から,初の日・CELAC外相会合の実現を嬉しく思う,民主主義や法の支配といった基本的価値を共有するCELACとより良い国際社会作りのため,また共に発展していくため,今後とも緊密に連携していきたい,スポーツ分野では,2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催決定に関する支援に感謝する旨述べました。
(3)トリニダード・トバゴより,5月に城内実外務大臣政務官がカリブ共同体外相会合に出席したことに触れつつCELACを含む様々なレベルでの関係強化を望む旨述べました。トリニダード・トバゴ,チリ及びコスタリカも,今後協力を進めていくべき分野として,特に防災,軍縮・不拡散を挙げました。
2.今後の協力分野
岸田大臣から,太平洋同盟,カリブ共同体,中米統合機構等といった中南米の中の様々な地域統合機構,これら準地域機関を補完するCELACとも緊密に連携していきたく,今後はハイレベルの対話を拡充していきたい,日・中南米間の貿易・投資関係が近年大きく拡大していることに鑑みビジネス環境整備,また防災についても日本の知見・経験を活かしCELACと協力していきたい旨述べました。また,国連安保理改革,核軍縮,気候変動等の国際課題についても協力していきたい旨述べました。CELAC側から,日CELAC関係強化への関心を嬉しく思う,防災や軍縮・不拡散等重要事項につき日本と意見交換を続けたい旨述べました。
3.最後に,岸田大臣から,本日の会合を受けて,日本はCELACと多くの分野で協力できる可能性を有していると実感した,本日の会合を弾みに,今後様々な分野でCELACと連携を強化し,ウィン・ウィンの関係を築いていきたい,具体的には事務レベルで意思疎通を図っていきたい旨述べました。