中南米
米州機構(OAS)第43回総会概要
平成25年6月7日

1.概要
2013年6月4日~6日,グアテマラ共和国アンティグア市において第43回米州機構(OAS)総会が開催されました。開会式では,インスルサOAS事務総長及びグアテマラ共和国のペレス・モリーナ大統領が基調演説を行い,総会にはカレラ・グアテマラ外相やケリー米国務長官を含むOAS加盟国34か国の外相等が出席しました。常任オブザーバー国である日本からは,高野外務省参与及び長﨑在グアテマラ大使らが出席しました。
2.今次総会の主な議論
(1)今次会合は,「米州における世界的な麻薬問題に対する包括的政策」を基調テーマとし,各国は自国の取り組みを紹介するとともに,加盟国は包括的な麻薬対策の実施に向けた検討・議論を進めていくことで一致し,「米州における世界的な麻薬問題に対する包括的政策に関するアンティグア宣言」を採択しました。なお,2014年に本件をフォローアップするためのOAS特別総会が開催される予定です。
(2)また今次会合においては,OASの機能強化,フォークランド(マルビナス)諸島問題等に関する議論が行われたほか,米州人権委員会,米州法律委員会等,多くのOAS関連機関の選挙が実施されました。
3.その他
(1)インスルサ事務総長とOAS常任オブザーバー国の対話セッションが開催され,我が国代表より,中南米地域の平和・安定に向けたOASの役割と貢献,日本の対中南米外交,麻薬・治安分野における我が国の協力に関するスピーチを行いました。
(2)第44回OAS総会は,2014年6月3日~5日にパラグアイ・アスンシオンで開催される予定です。
2013年6月4日~6日,グアテマラ共和国アンティグア市において第43回米州機構(OAS)総会が開催されました。開会式では,インスルサOAS事務総長及びグアテマラ共和国のペレス・モリーナ大統領が基調演説を行い,総会にはカレラ・グアテマラ外相やケリー米国務長官を含むOAS加盟国34か国の外相等が出席しました。常任オブザーバー国である日本からは,高野外務省参与及び長﨑在グアテマラ大使らが出席しました。
2.今次総会の主な議論
(1)今次会合は,「米州における世界的な麻薬問題に対する包括的政策」を基調テーマとし,各国は自国の取り組みを紹介するとともに,加盟国は包括的な麻薬対策の実施に向けた検討・議論を進めていくことで一致し,「米州における世界的な麻薬問題に対する包括的政策に関するアンティグア宣言」を採択しました。なお,2014年に本件をフォローアップするためのOAS特別総会が開催される予定です。
(2)また今次会合においては,OASの機能強化,フォークランド(マルビナス)諸島問題等に関する議論が行われたほか,米州人権委員会,米州法律委員会等,多くのOAS関連機関の選挙が実施されました。
3.その他
(1)インスルサ事務総長とOAS常任オブザーバー国の対話セッションが開催され,我が国代表より,中南米地域の平和・安定に向けたOASの役割と貢献,日本の対中南米外交,麻薬・治安分野における我が国の協力に関するスピーチを行いました。
(2)第44回OAS総会は,2014年6月3日~5日にパラグアイ・アスンシオンで開催される予定です。