国・地域

平成31年2月18日

 2月13日から18日まで,薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官はポーランド共和国,スリランカ民主社会主義共和国及びタイ王国を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 ポーランド共和国

(1)2月13日及び14日に,「中東の平和と安定の将来を促進するための閣僚級会合」に出席し,関係国と地域情勢について意見交換を行いました。

(2)2月13日,パヴェウ・ソロフ国家安全保障局長官(Mr. Paweł Soloch, Head of the National Security Bureau),ボグスワフ・ヴィニド大統領顧問(Dr. Bogusław Winid, Advisor to the President of the Republic of Poland)と,本年が国交樹立100周年という日本とポーランドにとって記念すべき年であり,政治・経済を含む幅広い分野で二国間関係を更に深化させていくことを確認しつつ,地域情勢をはじめとする国際情勢等についても意見交換を行いました。
 また,現地に進出している日系企業関係者とも意見交換を行いました。

2 スリランカ民主社会主義共和国

(1)2月15日,マイトリパーラ・シリセーナ大統領(H. E. Mr. Maithripala Sirisena, President of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)及びルワン・ウィジェワルダナ国防担当国務大臣(Hon. Ruwan Wijewardene, State Minister of Defence of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)とそれぞれ面会し,自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた安全保障・防衛,海上安全分野等における協力や地域情勢につき,協議しました。

(2)また,海上保安庁とスリランカ沿岸警備庁による油防除研修閉講式へ出席した他,初めて開催された日スリランカ海軍種幕僚協議に立ち会いました。加えて,コロンボ港及びハンバントタ港を視察しました。

3 タイ王国

 2月15日から16日までタイを訪問し,16日に,ピサヌロークにおいて行われている多国間共同訓練「コブラ・ゴールド」の一環として実施された邦人保護措置訓練を視察し,在留邦人の陸上輸送,警護,誘導,自衛隊機への搭乗までの在留邦人等保護措置に係る一連の実践的な流れを確認した他,訓練に避難民役として参加したチェンマイの在留邦人の方々と意見交換を行いました。


国・地域へ戻る