アフリカ連合(AU)

令和元年8月28日
写真提供:内閣広報室
本28日午後6時40分から約15分間,横浜において,安倍晋三内閣総理大臣は,ムーサ・ファキ・マハマト・アフリカ連合(AU)委員会委員長(H.E. Mr. Moussa Faki Mahamat,Chairperson of the African Union Commission)と会談したところ,概要は以下のとおりです。なお,ムーサ・ファキ委員長は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加するため訪日中です。
 
1 冒頭,安倍総理大臣から,「ムーサ・ファキ委員長とともに,7回目となるTICADを成功させ,日本とアフリカ連合委員会との絆をより強固にしたい」旨述べました。これに対し,ムーサ・ファキ委員長から,「日本のTICADプロセスにおける協力関係に感謝する」旨述べました。また,日本とアフリカ連合委員会との協力をより目に見える形で進めたいとの期待を述べるとともに,若者の人材育成,インフラ分野での協力を進めたい旨発言がありました。
 
2 続いて,安倍総理大臣から,中央アフリカやスーダンにおける平和と安定に向けたアフリカ連合の仲介努力や,アフリカ大陸自由貿易圏設立協定の発効等の経済分野におけるAUの取組を高く評価する旨述べました。さらに,安倍総理大臣から,双方が関心を有するアフリカ情勢についての意見交換・情報交換や国際場裡を含む日・AU間での協力について,議論を進めていきたい旨述べました。これに対し,ムーサ・ファキ委員長から,アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)がアフリカ連合開発庁に改組したことを紹介しつつ,日本企業の投資を増やしていきたい旨述べました。

アフリカ連合(AU)へ戻る