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第12回日本・中米「対話と協力」フォーラム(概要)

平成21年3月2日

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  1. 2月26日(木曜日)、第12回日本・中米「対話と協力」フォーラム(注1)が、東京において、日本と中米統合機構(SICA)加盟の8ヶ国(グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、ベリーズ、ドミニカ共和国(準加盟))との間で行われた。SICA諸国は、外務次官ないし同代理が、日本からは伊藤外務副大臣、佐藤外務省中南米局長が出席した。
  2. 本会合においては、2005年8月に日本及びSICA諸国の首脳間で採択された「東京宣言」及び「行動計画」の達成状況を総括的にレビューすると共に、世界経済・金融危機、気候変動、安保理改革、北朝鮮情勢等の国際問題における対応や双方の協力関係について議論が行われた。また、SICA諸国代表は中曽根外務大臣を表敬訪問した。会合終了時に共同声明(注2)が採択された。
  3. 今回の会合においては、気候変動問題について、日本側より中米諸国との間でクールアースパートナーシップを構築し積極的に支援していく考えを表明するとともに、COP15での実効的な次期枠組み合意に向け、交渉の場での中米諸国の協力を求めた。また、世界経済・金融危機における対応に関し、保護主義に陥ることなく、世界における貿易・投資の流れを促進するため、共に連帯して取り組んでいくことが確認された。

(注1)1990年代以降の中米諸国における内戦終結及び民主化の進展を受けて、日本と中米諸国の間で外交政策に関する相互理解を促進するために、1995年以降原則年1回、日本と中米側で交互に開催されている外務次官級の政府間会合。

(注2)第12回日本・中米「対話と協力」フォーラム共同声明(日本語仮訳)(正文スペイン語(PDF)PDF

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