アジア

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ASEAN10か国+東ティモール混成招へい事業
外務省訪問及びレセプション(実施報告)

平成21年4月

 4月14日(火曜日)~23日(木曜日)まで、「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS)」の一環として、ASEAN10か国及び東ティモールの青少年約220名が来日しました。本事業に参加した青少年は国別ではなく混成グループとして東京及び地方(北海道、宮城県、茨城県、愛知県、大阪府、兵庫県、島根県、福岡県、沖縄県)でホームステイを含む交流行事を行いました。青少年は15日には外務省を訪問し、また22日には政府・議会関係者を招いて行われたレセプションに参加しました。

I.外務省訪問

  1. 15日(水曜日)午前、日本に前日到着したばかりの参加青少年は外務省を訪問しました。鹿取克章ASEAN担当大使より歓迎の意を表明するとともに、「日本とASEANの緊密な関係」というテーマで日本とASEANとの人物交流・貿易・観光・姉妹都市等に関するデータを交えて、日ASEAN関係の緊密ぶりについて講義を行い、この事業がより多くの東アジアの友人を作るきっかけになることを願う旨述べました。
    参加青少年より、ASEAN統合に向けて自分たちの世代は何をすべきか等の質問がなされました。
  2. 続いて、今回の訪日団の一員として参加したASEAN事務局よりASEAN統合及びASEANが行っている青少年交流事業に関する講義が行われました。
    参加青少年より、ASEAN統合に向けた動向及びASEAN内の教育事業や青少年交流事業の詳細について等の質問がなされました。

II.レセプション

  1. 22日(水曜日)、地方訪問を含む一連の日程を終えた青少年は東京に改めて集合し、伊藤外務副大臣、ASEAN各国関係議員連盟所属議員、在京大使館関係者等の出席のもと行われたレセプションに参加しました。
  2. 冒頭、伊藤外務副大臣がスピーチを行い、良き友人として日本は各国の努力を積極的に支援し、豊かで安定し開かれたアジアをともに作っていきたいと述べ、あわせて東アジアの連携を深める架け橋となり、将来、理想的な社会を自ら創りあげていくことを期待する旨直接青少年へメッセージを送りました。
  3. その後、参加者全員が登壇し記念撮影を行い、日本の学生を交え和太鼓の演奏や踊りが行われる等、盛大なレセプションの幕が閉じる頃には涙ながらに別れを惜しむ声も聞かれました。各国の将来の担い手としてこの事業を通じて得た経験を活かし、また同世代の友人との親睦を将来にわたって深めていくことが期待されます。
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    参加者全員による記念撮影

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    伊藤副大臣によるレセプション開会の挨拶

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    日本の踊り(八木節)を踊る青少年

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