中東

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イラク共和国に対する債務削減措置の完了について

平成20年12月

1.我が国政府は、2005年11月にイラクとの間で総額8,890億円(約76億ドル)の公的債務を対象に救済を行う交換公文に署名(旧国際協力銀行関係債務830億円及び商業上の債務約8,060億円について3段階に分けて約80%を削減。残余の債権を支払繰延)し、これまで段階的な債務削減を行ってきましたが、2008年12月、IMFプログラムの完了が確認されたことから、主要債権国会合(パリ・クラブ)において最終的な債務削減が合意されました。

2.イラクに対する債務削減措置の内容は、以下の通りです。

(1)第一回削減:2005年11月・・約24.2億ドル(約2,665億円)

(2)第二回削減:2005年12月・・約24.0億ドル(約2,644億円)

(3)第三回削減:2008年12月・・約19.0億ドル(約1,962億円)

                            計:約67億ドル

:当省ホームページ上に掲載されている、我が国の公的債権放棄実績表中の平成17年度、平成20年度の対イラク債権放棄実績額と上記2.の値は適用される為替レートが異なることから必ずしも一致しません。

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