アジア欧州会合(ASEM)

ASEMの主な活動(各種協力案件)

平成29年5月19日

政治分野の活動

 首脳会合や外相会合においては、その時々の国際情勢に関する意見交換が行われるほか、参加国のコンセンサスによる政治宣言・声明が発出されています(これまでに発出された政治宣言は以下のとおり)。

テロ対策分野での協力

 第4回首脳会合において国際テロリズム及び国際組織犯罪に関するASEM協力を促進することが合意され、平成15年9月、第1回ASEMテロ対策会議が北京(中国)で開催されました。以後、平成23年まで年に1回会議が開催され、平成19年5月には、東京で第5回テロ対策会議が開催されました。

議会間における協力

 平成7年12月,議会の立場からASEM首脳会合をフォローアップすることが合意され,平成8年4月,第1回アジア欧州議員会議(ASEP)別ウィンドウで開くがストラスブール(フランス)で開催されました。以後,アジアと欧州との議会間対話を通じてアジア・欧州間のパートナーシップを促進すること,及び,それによりアジア欧州会合(ASEM)プロセスの発展に寄与することを目的に,2年に1度,首脳会合に合わせて開催されています。

経済分野の活動

アジア欧州ビジネスフォーラム別ウィンドウで開く

(AEBF:Asia Europe Business Forum)
 アジア・欧州間の経済関係を強化するためには、民間部門の知見を活用していくことが重要です。平成8年10月パリ(フランス)で開催以来、アジア欧州ビジネスフォーラムでは、アジア・欧州双方の民間企業関係者が一堂に会し、両地域間の貿易・投資促進のため、現場の視点から様々な問題提起や提言を行っています。平成16年のハノイ(ベトナム)での第9回会合の後は、2年に一度、首脳会合に合わせて開催されています。

税関協力(関税局長・長官会議)

 税関手続の調和・簡素化、麻薬取引の防止のための協力強化の方途として、税関当局間の緊密な協力を実施することを橋本総理(当時)が第1回首脳会合において提案。これを受けて、平成8年6月に中国のシンセンで第1回会合が開催され、以後原則2年に1回関税局長・長官会議が開催されています。また、局長・長官会議の下に、手続作業部会、監視作業部会が設置され、協力強化について作業を行っています。平成19年11月12~13日には、横浜で第7回会合が開催され、成果が横浜宣言としてとりまとめられました。

「より実効的な世界経済ガバナンスに関するブリュッセル宣言」

 第8回首脳会合(ブリュッセル(ベルギー)/平成22年10月4、5日)において採択されました。

「持続可能な開発に関する北京宣言」

「国際金融情勢に関する声明」

 第7回首脳会合(北京(中国)/平成20年10月24、25日)において,それぞれ採択されました。

「気候変動に関するASEM6宣言」

 第6回首脳会合(ヘルシンキ(フィンランド)/平成18年9月10、11日)において採択されました。

「より緊密なASEM経済パートナーシップに関するASEM宣言」

 第5回首脳会合(ハノイ(ベトナム)/平成16年10月7~9日)において採択されました。

「アジア金融・経済情勢に関する声明」別ウィンドウで開く

 第2回首脳会合(ロンドン(英国)/平成10年4月2~4日)において採択されました。

社会・文化その他の分野の活動

アジア欧州財団別ウィンドウで開く

(ASEF:Asia-Europe Foundation)
 アジア欧州財団(ASEF。所在地:シンガポール)は、アジア欧州会合第1回首脳会合(ASEM1)で両地域の交流促進のためにその設立が合意され、平成9年2月のASEM第1回外相会合を機に発足しました。アジア・欧州間の相互理解促進のため、ASEM参加国から拠出を得て、人的交流、知的交流、文化交流の分野における活動を自ら実施し、又は他の機関の活動を支援しています。

観光促進講演会(PDF)別ウィンドウで開く

 2017年2月13日,ヤンゴン(ミャンマー)において,観光を通じたアジア・欧州の連結性を強化するため,渡邉康洋桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授を講師にお招きし,日本とミャンマーとの共催で,ASEM観光促進講演会を開催しました。

 日本からは,樋口駐ミャンマー大使が,ミャンマーからは,オン・ミン・ホテル観光省副局長が開会挨拶を行いました。

 渡邉教授による講演の後,出席者の間では,観光を通じた日・ミャンマーの人的交流の重要性にとどまらず,アジア欧州の更なる連結性強化の必要性に関し,活発な意見交換が行われました。
(参考:ASEM観光促進講演会(於:ヤンゴン)(英文別ウィンドウで開く))
(参考:ASEM観光促進シンポジウム(於:東京)(英文別ウィンドウで開く))

アジア欧州会合(ASEM)セミナー:学びあうアジアと欧州(平成22年3月31日)

アジア欧州ヤング・リーダーズ・シンポジウム

(別名:ミニダボス会合、AEYLS:Asia-Europe Young Leaders Symposium)

 アジア欧州両地域の国民間の文化的な結びつきを強化し、相互理解を深めるために、ミニ「ダボス」型(ダボス(スイス)で行われている「世界経済フォーラム」〈著名人による自由な意見交換〉にならった若者のシンポジウム)の青年交流の実施を橋本総理(当時)が提言、第1回会合を平成9年3月に日本がASEFと共同で開催。以降、毎年ASEM参加各国で開催され、平成20年11月までに11回開催されています。

文化と文明間の対話に関するASEM宣言

 第5回首脳会合(ハノイ(ベトナム)/平成16年10月7~9日)において採択されました。

移民管理(移民管理局長級会合)

 平成14年4月、ランサローテ島(スペイン)において開催された移民管理大臣会合において、移民管理に関する局長級会合を開催することが合意されました。これを受け、同年9月に第1回局長級会合が開催され、以降原則的に毎年開催されています。平成25年10月に第12回会合を日本で開催し、経済政策としての移民政策について意見交換を行いました。

信仰間の対話

 国際紛争、テロなどの背景には、異なる文明・宗教間の対立があるとの観点から、多様な信仰の存在するアジア・欧州地域において、信仰間の相互理解と尊重を育み国際平和に寄与するための対話の場として、平成17年7月、バリ島(インドネシア)において「ASEM第1回異なる信仰間の対話」が開催されました。それ以降、不定期に開催されています。平成23年10月に開催された第7回会合では、「マニラ宣言」が採択され、移民をとりまく諸問題についても信仰間の対話を通じて対処していくこと等が提案されました。

非公式人権セミナー

 本セミナーは、1997年にフランス及びスウェーデンの提唱により開始され、以降、ほぼ毎年開催されています。人権問題について、非公式かつ自由に意見交換を行える場として、これまで、表現の自由、教育の権利、良心と信教の自由、人権とジェンダー平等、及び情報通信技術と人権といった、人権に関する幅広いテーマが扱われています。

ASEM知事・市長会合

 平成23年10月、東京都が出席したジャカルタ(インドネシア)で開催された会合以来、不定期に、これまで3度開催されています(第2回、平成24年10月、於:ベルリン(ドイツ)、第3回、平成27年3月、於:バンコク(タイ))。各自治体における災害発生時の対応、環境問題、公共交通対策、及び観光・文化の多様性といった幅広いテーマについて議論され、最終日には、共同宣言が採択されています。第4回は、平成29年5月、リスボン(ポルトガル)で、「移動性、持続可能性、移民」をテーマに開催されます。

市民社会間における協力

 平成9年、ASEM創設を機にアジアと欧州のNGOによる国際会議が開催されて以降、2年に1度、首脳会合の開催時期に合わせ、アジアと欧州の12のNGO主導により、アジア欧州市民フォーラム(AEPF)が開催されています。平和、参加型民主主義、社会及び環境に関する正義、人権及び民族自決権の原理に基づく世界の実現に寄与することを目的として、これまで10回開催されています(第10回会合は、平成26年10月、於:ローマ(イタリア))。


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