報道発表
岩屋外務大臣とカオ・キムホンASEAN事務総長との会談
令和6年12月18日
12月18日、午後6時10分から約25分間、岩屋毅外務大臣は、カオ・キムホンASEAN事務総長(H.E. Dr. KAO Kim Hourn, Secretary General of ASEAN)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 岩屋大臣は、カオ・キムホン事務総長の訪日を歓迎するとともに、自由で開かれたインド太平洋の実現の要であり、世界の成長センターであるASEANとの関係を重視している旨述べました。また、岩屋大臣から、昨年の日ASEAN友好協力50周年特別首脳会議で採択したビジョンの下、(1)人的交流・人材育成、(2)連結性強化を含む経済・社会分野、(3)平和と安定、の3本柱の協力を着実に進展させるとともに、DXやGXといった新たな分野での協力も進め、「心と心」のつながる「信頼のパートナー」として、日・ASEANの協力関係を更に進展させていきたい旨を述べました。
- これに対し、カオ・キムホン事務総長からは、今後の日本とASEANの協力の更なる強化について高い期待が表明され、岩屋大臣とカオ・キムホン事務総長は、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。
- また、両者は、ミャンマー情勢についても意見交換を行い、岩屋大臣から、日本としてASEANの取組を支援するとともに、人道支援を含め事態改善に取り組んでいくことを伝達し、引き続き緊密に協力していくことで一致しました。