
平成23年度(2011年度)国際情勢講演会 開催報告
平成23年6月16日
―主催:新潟県立大学―
平成23年6月16日(木曜日)新潟市万代市民会館において,谷野作太郎氏((財)日中友好会館副会長,元駐中国・インド大使)による国際情勢演会が開催されました。
演題:「アジアの巨龍中国とどう取組むか-最近の中国情勢と日中関係-」
質疑応答(抜粋)
- Q:
- 政治家は,誰でもなれるというのではなく,何か一定のレベル,資格,英語力,現場を見る眼等々について試験をされて,それをクリアした人間が成るべきと 思うがどう思うか?
- A:
-
中国では,胡錦濤を始めみんな地方回り,即ち現場を見て,上に上がっていく。
アメリカなどでは,自分の主張を先ずは同じ党の中で,地方でディベートを繰り返して,それに勝ち残った者が上がってくる。中国には党学校というのがある。
将来性がある人は,政治家も役人もそこで訓練を受ける。リーダーを育てる党としての,国としての仕組みがシッカリしている。
参加者の感想(抜粋):
- 一人一人の日本人が立ち上がらなければ,国際社会で埋もれる国になると思えた。
- 全て興味深く聴かせてもらいました。質問をもう少し多く出来ると良いと思いました。
これからの中国経済の行方について聴きたかったです。
- 大変良いお話を聞くことができました。中国のことが少しわかってきました。