外交史料館

外交史料館 特別展示「日本とスペイン―外交史料に見る交流史―」
V スペイン内戦と日本

概説と主な展示史料

平成25年7月22日

 スペインでは1936年(昭和11年)7月から1939年3月まで激しい内戦が続きました。1931年に王制から共和制へと移行したのち、1936年に左派の人民戦線が政権を握ると、フランシスコ・フランコ(Francisco Franco)を中心とする反乱軍が蜂起して内戦状態になりました。戦闘は人民戦線政府を支援するソ連や、反乱軍を支持するドイツ・イタリアを巻き込んで激しさを増し、マドリードの日本公使館は一時閉鎖されて、フランス国境に近いサンジャンドリューズへ移転しました。日本は内戦勃発時には、人民戦線政府と外交関係を維持していましたが、反乱軍が戦況を有利に進める中、1937年12月1日、フランコ政権を承認しました。その後、1939年3月28日にマドリードが陥落し、フランコ政権は4月1日に内戦終結を宣言しました。また、スペインは1939年3月27日、日独伊防共協定に参加しました。

展示史料12
スペイン国の共産インターナショナルに対する協定参加に関する議定書

  • (写真)スペイン国の共産インターナショナルに対する協定参加に関する議定書-1 (写真)スペイン国の共産インターナショナルに対する協定参加に関する議定書-2

共産インターナショナル(いわゆるコミンテルン)の活動を防遏する目的で日独伊三国が結んだ協定(日独伊防共協定)に対し、スペインが参加した議定書(4月8日公表)。

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