外務省を知るためのイベント
平成25年度(2013年度)「小中高生の外務省訪問」
兵庫県(西宮市)西宮市立西宮東高等学校の皆さん
平成25年10月4日

平成25年(2013年)10月4日(金曜日),外務省に兵庫県(西宮市)西宮市立東高等学校の皆さん(1年生20名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
(1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)「顕彰の像」「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
(4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。
(ア)外務省員(西宮市出身)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :
- 外国の人と話すときに気をつけることは何か?
- 男性職員が多いイメージだが,女性職員の割合は?
- 外務省に入るためにどのような勉強をしたのか?
- TPPのメリットとデメリットは?
- 韓国,中国との竹島・尖閣問題はどうなるのか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち,驚いたことや印象に残ったこと
(ア)省内全般
- 外務省を訪問している外国人の多さに驚いた。
- 建物の中が複雑だった。
- 中庭がきれいだった。
- TVで見たことのある記者会見室を実際に見られた。
- 女性職員の割合が意外と大きいこと。
- 自衛隊(集団的自衛権)についての話。
- 外交に対する姿勢がよく分かった。
- 笑顔であいさつしてくれた。
- もっとかた苦しい所だと思っていたが,省員の話がとてもためになった。
(2)感想・意見など
- 丁寧に質問に答えてもらい海外へのあこがれが強くなった。とても貴重な機会だった。一生忘れないようにしたいと思う。
- 話をしてくれた省員が同じ西宮出身ということで,親しみが持てた。
- とてもやりがいがある職場だと思った。
- 重たい雰囲気がなく,素晴らしい仕事だと思った。これからも日本のための頑張ってほしい。
- 語学に興味があって,将来は語学を使って働きたいと思っているが,自分の語学力がまだまだ低いことを知って,もっと頑張らないといけないと思った。
- とても楽しかった。外交官になりたいと思った。
- 元々海外に興味はあったが,もっと知りたいと思うようになった。