外務省を知るためのイベント

平成25年10月2日
県立小松高等学校の皆さん<br>記者会見室

 平成25年(2013年)10月2日(水曜日),外務省に 石川県(小松市)県立小松高等学校の皆さん(2年生20名,引率教員2名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1 主な行事内容

(1)「陸奥宗光像」見学
 幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。

(2)「記者会見室」見学
 記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。

(3)「国際会議室」見学
 国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。

(ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。

(イ) 生徒さんから次のような質問がありました。

質問一例 :
・やりがいを感じるのはどんなときか
・相手国と交渉する際に一番難しいこと,苦労することは何か
・グローバル化が進む中で,外国人と接する際において大事なことは何か
・中東和平について日本にできることは何か
・外務大臣の外遊先はどのように選び,調整するのか

2 アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

(1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと

(ア)省内全般

・すごく大きな国際会議室に感動した。

(イ)記者会見室

・顔映りを良くするためにレフ板(銀板)が置いてあったり,会見台の高さが話し手にあわせて調節できたりと細かい工夫がされていた。
・外国人プレスへの会見のために同時通訳ブースがあった。

(エ)省員の話・様子

・外交交渉をする際には,相手のことも考え交渉することが大切であるということ。お互いに利益を得られる交渉もあり得ること。
・色々な国や場所に行き来して,多くの国との外交関係に深くかかわっていること。
・ただ単に外交すれば良いのではなく,色々なことを考慮しながら業務を行うので,外務省の仕事は複雑だということ。
・話をしてくれた省員がボート部だったこと。(小松高校はボート部が有名なので)うれしかった。

(2)感想・意見など

・案内してくれた人の説明がとても分かりやすく,面白かった。
・外務省に関するニュースがあったら,今後見るようにしたい。
・長時間説明してもらい外交について良く分かった。国際的な活動が素晴らしいと思った。
・具体例を出して外務省の仕事を教えてもらい,イメージが脹らんだ。とてもやりがいのある仕事をしていると思い,外務省の仕事に憧れを持った。今回の訪問はとても良い経験なったと思う。
・外務省に入るのは大変だと思うが,将来入ってみたいなと思った。

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