外務副大臣・外務大臣政務官

木原外務大臣政務官の米国訪問(概要)

平成25年12月12日

木原誠二外務大臣政務官は、12月2,3日にかけて、米国ワシントンにて開催された世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)第4次増資会合に総理特使として出席し、フランス等の関係閣僚と会談した他、米国有識者との間で日米関係に関する意見交換を行いました。また、4日には、ニューヨークにおいて、国際機関関係者との意見交換を行ったところ、概要は以下の通りです。

1.世界基金第4次増資会合

  • プレッジ・スピーチ
  • 世界基金支援委員会主催朝食会
(1) 木原政務官は、2日午後1時から約2時間、ホワイトハウス主催の国際エイズデー行事に出席しました。同行事では、オバマ大統領から米国内外でのエイズ対策に対するコミットメントが改めて表明された他、ケリー国務長官から、世界基金に対する各国の支援を高く評価している旨のスピーチが行われました。

(2) 3日、米国世界基金支援委員会の主催朝食会では、受益国のオーナーシップや世界基金支援の持続可能性をテーマに意見交換が行われました。木原政務官からは、我が国のODAは受益国の能力強化に重点を置いてきた点を指摘し、世界基金が目指すオーナーシップ強化の取組みは日本の援助理念とも通底すること、かかる支援を今後とも強化していくことが重要である旨を述べました。

(3) 3日午前10時から行われたプレッジング・セッションにおいては、木原政務官から、日本が2014年以降、当面8億ドルの拠出を行うことを発表しました。スピーチでは、世界基金が三大感染症対策で培ってきた知見が、より良い国際保健環境の実現に向けて活用されること、特に、包括的な疾病対策や保健システム強化への取組みに対する期待を表明しました。(スピーチ全文(英語)(PDF)

(4) 会合期間中には、カンファン・フランス開発担当相(2日午後)ビル・ゲイツ氏(2日夜)及びナフシア・インドネシア保健相(世界基金理事会議長:3日午後)とそれぞれ会談を行い、国際保健分野や地球規模課題において、一層協力を進めていくことを確認しました。
  • (写真)
    カンファン仏開発担当相との会談
     
  • (写真)
    ビル・ゲイツ氏との会談
     
  • (写真)
    ナフシア・インドネシア保健相
    (世界基金理事会議長)との会談

2.米国有識者との意見交換

(1) 3日、木原政務官は、日本国際交流センター(JCIE)主催昼食会に出席し、日米関係に関する意見交換を行いました。
(2) 3日午後4時半から、日米研究インスティテュート(USJI)にて、アジアにおける日米政治・経済協力をテーマに講演を行いました。木原政務官は、地域の平和と繁栄を実現するうえで日米協力は不可欠であり、バイデン副大統領訪日にも言及しつつ、開発協力分野も含めた日米連携を一層進めていきたい旨と述べました。参加者からはTPP交渉や東アジアの安全保障情勢等について質問があり、活発な議論が行われました。
  • USJIにおける講演

3.国際機関関係者との意見交換

4日、木原政務官は、ニューヨークにおいて、ポラード国連事務局人的資源管理部長と意見交換を行いました。木原政務官から、JPOの継続的な受け入れに謝意を表明しつつ、国際機関における邦人職員数の増加に向けて、引き続き支援をお願いしたい旨を述べました。これに対し、ポラード部長から、邦人職員増加において協力する旨回答がありました。
  • 国連事務局における会談
(参考)世界エイズ・結核・マラリア対策基金第4次増資会合

1.世界基金は,2000年のG8九州・沖縄サミットで,サミット史上初めて感染症対策が重要議題として取り上げられたことを契機として,2002年1月,ジュネーブに設立された。三大感染症(エイズ,結核,マラリア)の予防,治療等に資金を供与している。我が国は設立以来18.7億ドルを拠出し,米,仏,英,独に次ぐ第5位のドナー。これまでに151カ国に対して約211億ドルの事業資金供与を行い、世界基金の支援によって救われた命は累積870万以上と推定される。

2.今時増資会合は、2014-16年の期間に、三大感染症対策に必要な資金を動員することを目的に開催された。12月3日に実施されたプレッジング・セッションにおいて、総額120億ドルの拠出表明が行われた。

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