外務省を知るためのイベント

平成25年6月24日
市立南部中学校の皆さん(陸奥宗光像前で)
平成25年(2013年)6月24日(月曜日),外務省に 愛知県(岩倉市)市立南部中学校の皆さん(3年生4名,引率教員1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
 
1. 主な行事内容

(1) 「陸奥宗光像」見学
   幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。

(2) 「記者会見室」見学
   記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。

(3) 「国際会議室」見学
    国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました

(ア) 外務省員2名(うち1名は同校OB)より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ) 生徒さんから次のような質問がありました。

  質問一例 :
  • 外務省で働くにはどうしたら良いのか
  • 外交官になって毎日かかさずやっていることは何か
  • 親日的な国はどこか
  • 一番やりがいを感じた仕事は何か
  • 海外で勤務していて,一番大変だった事は何か
2.  アンケート結果
 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。
 
 (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと

  (ア)省内全般
  • もっと堅い,お偉いさん(エリート)ばかりが集まる所だと思っていたが,意外とラフで,でも省員1人1人がしっかりしている素敵な場所だったこと
  (イ)記者会見室
  • 記者会見室の隣に「霞クラブ」という部屋があり,そこから記者の方が色々な記事を出していること
  (ウ)省員の話・様子
  • 外国語を学ぶ際に一番大切なのは,まず日本語をしっかり学んで,基礎を身につけておくこと
  • 外交官の体験談を元に,自分たちに必要なことを教えてもらったこと
              
 (2)感想・意見など
  • 外交官の仕事は思っていた以上に楽しそうな仕事なので,やはり外国に関わる仕事をしたいと思い直した。大変だけど,その分すごく良い経験になりそうで,今から
  • ワクワクしている。もし,自分がこの先外国関係の仕事につくことができたら,今日聞いた事を忘れずに生きたい。
  • 外務省に来るまでは,「失敗したらどうしよう」などと心配ばかりしていたが,いざ来てみると,省員がとても優しく解説してくれたり,ネットには書かれていない質問にも真剣に答えてくれたり,以前勤務していた国について話してくれたりして,今日はとても良い体験ができた。
  • 省員の話を聞いて,日常の中でもたくさん学ぶことがあるんだと強く思った。
  • 外務省の下調べをしたときは難しそうな印象だったが,実際に働いている省員達はそんなに堅い感じの人達じゃなかったので,少し身近に感じた。普段は入れない場所に入れたり,職員にしか聞けないことが聞けて,とても楽しかった。
  • 生徒達の質問に丁寧に答えてもらったので,彼らの心に強く残ったと思う。自分としても,外務省員と教員の共通点を見つけることができて,勉強になった。(教員)
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