外務省を知るためのイベント

平成25年6月18日
町立扶桑北中学校の皆さん(記者会見室で)
平成25年(2013年)6月18日(火曜日),外務省に 愛知県(扶桑町)町立扶桑北中学校の皆さん(3年生5名,引率教員1名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1. 主な行事内容

(1) 「陸奥宗光像」見学
   幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2) 「記者会見室」見学
    記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3) 「国際会議室」見学
    国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました

(ア) 外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ) 生徒さんから次のような質問がありました。

    質問一例 :
  • ミレニアム開発目標は8つあるが,達成したものはあるか
  • 日本人が多く住んでいるアメリカ合衆国では,どのような邦人保護をしているのか
  • アメリカ合衆国には,なぜ在外公館がたくさんあるのか
  • 日本人が海外でテロに巻き込まれて,一番被害が大きかったのは,いつ・どこで起きたものか
2. アンケート結果
 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。
 
 (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと

  (ア)記者会見室
  • 顔映りを良くする銀版とスピーチ台の高さが調節できること
  • ほぼ毎日,記者会見が行われていること
  (イ)省員の話・様子
  • 省員の中には,何カ国語も話せる人がいること
  • テロ対策担当の部署があること
  • 入省するのは難しそうだと思っていたが,学歴はそんなに厳しく問われないということ
  • 省員の経験談をもとに丁寧に話をしてくれたこと    
       
 (2)感想・意見など
  • いつも国民のために働き,ときには24時間体制で対応していることを知り,感謝の気持ちができた。
  • もっと地味で堅いところだと思っていたけれど,学歴とかは余り影響なさそうし,個性的な人が多そうなので,印象が良くなった。色々な国のことについて知ることができて,とても充実した時間になった。
  • 自分は英語が苦手だが,省員の話を聞いて,将来は海外へ行ってみたいと思ったので,たくさん勉強しようと思った。外国の人とも話してみたい。
  • 外務省は「世界と日本をつなぐ大切な省」だという意識が生徒に育ったと思う。(教員)
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