外務省を知るためのイベント
平成24年度(2012年度)「小中高生の外務省訪問」
~ 京都府(京都市)市立西京高等学校の皆さん ~
平成25年3月18日

平成25年(2013年)3月18日(月曜日),外務省に 京都府(京都市)市立西京高等学校の皆さん(1年生5名)をお招きしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
(1) 「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
(2) 「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
(3)省員とのQ&A(質疑応答)を行いました
(ア) 外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
(イ) 生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :
- 普段はどんな仕事をおこなっているのか。
- どんな役職があるのか。
- 特別な資格等,どのようなものが外務省で働くのに必要か。
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
省内全般
- 吹き抜けの庭(日本庭園)があった。
陸奥宗光像
- 省員の説明(生い立ち,外務省との関わり,治外法権の撤廃や吉田茂について)
省員の話・様子
- 男女の雇用状態がほぼ平等に近いということ。
- 相手国の外交官との友好関係が大切だということ。
- 外交だけではなく,私たちの身のまわりの多くのことに外務省が関わっていること。
感想・意見など
- 官庁というだけで堅苦しいイメージがあったが,オープンな感じだった。「楽だ」という意味ではなく,働いている人が面白かったので,外交の仕事が楽しそうな印象になった。もっと,堅苦しくなく楽しい仕事だと,学生達に伝えてほしい。
- 実際にニュースに出るようなことを仕事としている方の話を直接聞けて世界を動かす仕事の良さを感じた。外交官になるために頑張ります。
- 質問にも丁寧に答えていただき,視野を広げるきっかけとなった。外務省を詳しく知ることができ,充実していたので,このツアーに大変満足した。