外務省を知るためのイベント

~ 岐阜県(岐阜市)市立境川中学校の皆さん ~

平成25年6月12日
市立境川中学校の皆さん(陸奥宗光像前で)
 平成25年(2013年)6月5日(水曜日),外務省に 岐阜県(岐阜市)市立境川中学校の皆さん(3年生35名,引率教員2名)をお招きしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
 
1.主な行事内容
 
(1)「陸奥宗光像」見学
   幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。
 
(2)「記者会見室」見学
   記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
 
(3)「国際会議室」見学
   国際会議室に移動し,Q&A(質疑応答)を行いました。
 
(ア)外務省員より,入省に至る経緯や入省に当たっての留意事項,現在の職務内容,海外勤務・出張の際に感じたこと,外交に携わることの意義などにつき,適宜解説しました。
 
(イ)生徒さんから次のような質問がありました。
 
 質問一例:
  • 普段どんな仕事をしているのか
  • どのような時にやりがいを感じるか
  • 何ヶ国語話せるのか
  • 給料はいくらか
 
2.アンケート結果
 
 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。
 
(1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
 
  省内全般
  • 外側は思っていた以上の迫力で,中は結構きれいだった。
  記者会見室
  • 会見台に立たせてもらったこと。
  省員の話・様子
  • 外務省で働いている人は,お金のためじゃなく人のために働いているということ。
  • 外務省に入省する前から英語がペラペラである必要はないこと。
  • 英語など外国語を話せる人だけが外務省に入るのかと思ったが,大切なのはコミュニケーション能力だということ。
  • 本省と在外公館との間で,年間約540万通の電報のやり取りをしていること。
  • 総理大臣の通訳をすること。
  • 職員が約5,700人おり,半数以上が海外の大使館や総領事館で働いていること。
  • 時差の関係で夜遅くまで働いたりして大変な仕事だが,大きな会議の後ではやりがいを感じられること。
  • たくさんの課があり,職員はいろいろ働く場所を変わること。
(2)感想・意見など
  • 外務省って何をする所なのか全くしらなかったけれど,通訳など自分が知っていることにもかかわっていて,スゴイなあと思った。「外国との交流」という日本にとってすごく大切な仕事をしているので,自分も外交官になってみたいと思った。
  • 外務省について最初は全然分からなかったけれど,省員の話を聞いて,国とその国民同士のつながりの役目をする大切なところだと分かった。
  • 年間の電報数が予想以上に多いことに驚いた。しかも日本の外交官はアメリカなどの他国の外交官よりも少ないと聞いて,大変なんだと思った。
  • 働いている人のやりがいを感じたし,とてもいい勉強になった。特に夜の地球の写真から色々なことが読み取れることが分かって,すごいと思った。
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