外務副大臣・外務大臣政務官

平成25年9月19日
 9月19日13時から約35分間、鈴木俊一外務副大臣は訪日中のターヘル・マスリー・ヨルダン上院議長(H.E. Mr. Taher Masri, Speaker of the Hashemite Kingdom of Jordan)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 冒頭、鈴木副大臣から、日・ヨルダン両国は、皇室・王室間の親密な関係を始め、伝統的に友好関係を育んできたこと、及びヨルダンが中東地域の平和と安定に貢献していることを評価した上で、日本としてもヨルダンと緊密に連携して地域の安定に貢献していきたい旨述べました。また、東日本大震災の際の医療チーム派遣等の支援に感謝する旨述べました。

2 マスリー議長から、さまざまな面で両国の関係が発展していることを歓迎する、そのような中、これまで必ずしも十分とは言えなかった両国議会間の交流について、今回の訪日をきっかけとしてより活発に行っていきたい旨述べました。また、シリア情勢などヨルダンを取りまく環境が非常に厳しくなっている中で、ヨルダン自身の安定がこれまで以上に重要となっている、そうした観点から、日本のヨルダンに対する支援を大変感謝している旨述べました。

3 以上の他、双方は、シリア、中東和平、イラン等の地域情勢について意見交換を行いました。

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