外交史料館

平成29年12月22日
(写真)「通信全覧」と「続通信全覧」

 幕末の外交関係を知る上で欠くことのできない重要な外交史料集が「通信全覧」と「続通信全覧」です。

 「通信全覧」は,開国後の1859年(安政6年)と1860年(万延元年)の外交文書を徳川幕府が編集したもので,全部で320巻あります。

 「続通信全覧」は「通信全覧」の後をうけて,1861年(文久元年)から1868年(慶応4年)までの編年文書に,修好・貿易などの事項別部門を加えて外務省が編集・分類したものです。1871年(明治4年)に一時着手しましたが,本格的には1874年(明治7年)から約10年かかって完成し,現在1784巻が残っています。

 外交史料館では,これら正・続「通信全覧」を復刻版で閲覧することができます。

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