6月30日(木曜日)から7月6日(水曜日)にかけて,山花郁夫外務大臣政務官はペルー,フランス及びスイスを訪問しました。その概要は以下のとおりです。
1 ペルー(リマ)

ガルシア・ペルー大統領への表敬
(1)ガルシア大統領への表敬(7月1日)
山花政務官から,ガルシア政権5年間の二国間関係進展について感謝の意を伝えるとともに,先に署名された日・ペルー経済連携協定(EPA)を含めた二国間関係の強化について意見交換しました。
(2)エスピノサ次期第一副大統領(国会議員)との会談(7月1日)
次期政権における二国間関係について意見交換しました。
(3)フェレイロス通商観光大臣との会談(7月1日)
日・ペルーEPAや環太平洋連携(TPP)協定について意見交換しました。

青年海外協力隊員の活動視察
(4)その他
- リマ近郊の青年海外協力隊員の活動現場を訪問し,また,青年海外協力隊員と意見交換しました(7月1日)。
- 日秘文化会館を訪問し,ペルー日系人協会幹部と懇談しました(7月2日)。
2 フランス(パリ)

ユング・フランス上院議員との会談
(1)フランス上院ユング議員との会談(7月4日)
山花政務官から,我が国のハーグ条約締結準備に関する5月20日付閣議了解に至るまでの経緯及び同条約締結に向けた準備状況等を説明するとともに,国際的な子の連れ去り問題について意見交換しました。
(2)フランス弁護士との意見交換(7月4日)
フランスにて,国際的な子の連れ去り問題を担当したことのある弁護士と,フランスにおける子の連れ去り問題への対応等につき意見交換しました。
3 スイス(ジュネーブ)

国連経済社会理事会における
山花政務官による一般討論演説
(1)国連経済社会理事会閣僚級会合への出席(7月5日)
今回の国連経済社会理事会閣僚級会合は,国際的に合意された開発目標(ミレニアム開発目標(MDGs)を含む)の達成に向けた進展を閣僚レベルで検討・評価するもの。本年のテーマは,我が国も重視している「教育」。山花政務官は,本会合において,MDGsフォローアップ会合の成果や我が国の協力実績を紹介し,震災後も継続して積極的に国際貢献を行う決意を表明しました。
(2)ナヒド・バングラデシュ教育大臣との会談(7月5日)
山花政務官から,MDGsフォローアップ会合への出席及び菊田政務官との意見交換に対し謝意を伝えるとともに,二国間協力の進展について意見交換しました。
(3)ソイザ・スリランカ教育副大臣との会談(7月5日)
東日本大震災の際の協力に対し謝意を伝えるとともに,今後の二国間関係について意見交換しました。
(4)ヴァレラ・フィリピン教育省次官との会談(7月5日)
東日本大震災の際の協力に対し謝意を伝えるとともに,二国間関係の強化について意見交換しました。
(5)ルグジム=バルキ・トーゴ初等教育大臣との会談(7月5日)
ニャシンベ大統領の訪日と東日本大震災の際の協力,MDGsフォローアップ会合へのアオエファ計画・開発・国家整備担当大臣の参加に対し謝意を伝えるとともに,二国間関係の進展につき意見交換しました。
(6)シセ・ギニア国際協力副大臣との会談(7月5日)
TICAD IVの公約実現のため,ギニアを含むアフリカ諸国との関係強化について意見交換しました。
(参考)山花政務官出張日程
- 6月30日(木曜日)
- 日本発
- 7月 1日(金曜日)
- ペルー政府要人等との会談等
- 7月 2日(土曜日)
- 日秘文化会館訪問
- 7月 4日(月曜日)
- フランス要人等との会談等
- 7月 5日(火曜日)
- 国連経済社会理事会閣僚級会合への出席
- 7月 6日(水曜日)
- 日本着