ズィバーリー・イラク外務大臣との会談
安保理閣僚級会合でのステートメント
アルカライ・ボスニア・ヘルツェコビナ外務大臣との会談
1.イラクに関する国連安全保障理事会閣僚級会合出席
- (1)12月15日(水曜日),徳永政務官は,日本政府を代表して,イラクに関する国連安保理閣僚級会合に出席しました。
同会合は,米国のバイデン副大統領が議長を務め,潘基文国連事務総長,ズィバーリー・イラク外務大臣のほか,安保理理事国より,ウガンダの副首相,トルコ,ボスニア・ヘルツェコビナ,ガボンの外務大臣等,9カ国の閣僚級代表を含む15の理事国の代表が出席しました。 - (2)会合の冒頭,3本の安保理決議(注)が採択され,続いて,国際社会にとってのイラクの安定と安全の重要性を強調し,最近のイラクにおけるパートナーシップ政府樹立に向けた政治指導者間の合意を支持する内容の安保理議長声明
が発出されました。
<注:今回採択された3本の安保理決議。いずれも過去の決議の終了に関する内容。>
- (3)徳永政務官は,ステートメントにおいて,イラクにおける政治的安定と治安状況の改善の重要性を述べた上で,これまでの我が国の対イラク支援を説明し,今後とも,国際社会がイラクの新政権を粘り強く支援していく重要性等について述べました。
2.二国間会談等
- (1)ズィバーリー・イラク外務大臣との会談
徳永政務官より,イラクの主要政治勢力が参加する包括的政権の早期樹立と,治安の安定に向けた更なる努力への期待を述べ,ズィバーリー外相との間で,経済関係をはじめとする二国間関係の強化について意見交換を行いました。
- (2)アルカライ・ボスニア・ヘルツェコビナ外務大臣との会談
徳永政務官とアルカライ外相の間で,西バルカン情勢や,共に理事国を努めたこの1年の安保理での取組,安保理改革等につき意見交換を行いました。
<参考>日程概要
- 12月14日(火曜日)
- 本邦発ニューヨーク着
- 12月15日(水曜日)
- ズィバーリー・イラク外務大臣との会談
アルカライ・ボスニア・ヘルツェコビナ外務大臣との会談
イラクに関する安保理閣僚級会合 - 12月16日(木曜日)
- ニューヨーク発
- 12月17日(金曜日)
- 本邦着