南アフリカ共和国

日・南アフリカ首脳会談

令和元年6月29日

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  • 日・南アフリカ首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)
  • 日・南アフリカ首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

 本29日,午前9時15分頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,G20大阪サミット出席のため訪日中のシリル・ラマポーザ・南アフリカ共和国大統領(H.E. Mr. Cyril Ramaphosa, President of the Republic of South Africa)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭,安倍総理大臣から,ラマポーザ大統領の再任に祝意を表するとともに,本年8月のTICAD7について,「日・アフリカのビジネス関係促進に重点が置かれるTICAD7の成功に向け,一層協力していきたい」と述べました。ラマポーザ大統領からは,祝意に対する謝意を述べた上で,貿易・投資分野を含む二国間関係を一層強化すべく協働したい,また, TICAD7へ出席し,会議の成功に協力していく旨述べました。
     また,ラマポーザ大統領から,ABEイニシアティブを始め,技術協力や訓練を通じたアフリカの人材育成への日本の協力に感謝していると述べました。安倍総理大臣からは,日本はラマポーザ大統領が重視する職工・技工(アーティザン)の育成も支援していく旨述べました。
     更に,ラマポーザ大統領から,南アフリカにおいて多くの日本企業が投資していることを歓迎,南アフリカはビジネス環境整備に取り組んでおり,日本企業の更なる投資に期待していると述べたところ,安倍総理大臣からは,ラマポーザ大統領のリーダーシップの下で,ビジネス環境改善が促進していることを評価する旨述べました。
  2.  両首脳はG20大阪サミットの議題であるデータ流通,電子商取引等について意見交換し,安倍総理大臣から,「『大阪トラック』は,データ流通,電子商取引の国際ルール作りを進めるための開かれたプロセスであり,今後,南アフリカが『大阪トラック』に参加し,共に協力していくことを希望する。」と述べました。また,安倍総理大臣から,海洋プラスチックごみ対策に関し,「国連工業開発機関(UNIDO)と連携し,南アフリカでの生分解性プラスチックの普及に向けた支援を決定した。」と述べました。ラマポーザ大統領からは,G20の成果への期待が示され,両首脳はサミットの成功に向けて協力を確認しました。
  3.  この他,両首脳は国連安保理改革を始めとする国際場裡における協力及び北朝鮮情勢につき意見交換を行いました。

 [参考]南アフリカ共和国に対する海洋プラスチックごみ対策に関する支援
 日本政府は,国連工業開発機関(UNIDO)を通じ,生分解性プラスチックの普及に向けた概要以下の支援(「通常プラスチックから環境的に持続可能な代替素材への移行支援計画」)の実施を決定。
(1)南アフリカにおいて海洋生分解性プラスチック等の代替素材を導入すべく,ニーズ調査や新技術導入の可能性に関する調査の実施,ラボ施設・実証事業用機材の導入,ワークショップの開催等を通じ,プラスチックの代替素材活用に関する南ア政府のアクションプランの策定を支援する。その際は,日本企業との連携を想定。
(2)新たな代替素材の導入も念頭に,プラスチックのリサイクル率の向上を図るべく,日本のNGOと連携し,「3R(Reduce, Reuse, Recycle)」やごみの分別の重要性に関する消費者に対する啓蒙活動(ワークショップの開催等)を実施する。
(3)プロジェクト期間は3年間で,予算は2.02億円で,日本政府が資金を供与(無償資金協力)。


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