ウガンダ共和国

平成28年8月28日
ムセべニ・ウガンダ大統領と握手する安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
日・ウガンダ首脳会談
(写真提供:内閣広報室)
本8月28日11時05分から約30分間(現地時間。日本時間17時05分)、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)出席のためケニア・ナイロビを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は、ヨウェリ・カグタ・ムセベニ・ウガンダ共和国大統領(H.E. Mr. Yoweri Kaguta Museveni, President of the Republic of Uganda)との間で日・ウガンダ首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1 冒頭、安倍総理から、昨年9月以来の再会を祝すとともに、初のアフリカ開催となるTICAD VIの成功に向けて、ムセベニ大統領と協力したい旨述べました。これに対し、ムセベニ大統領より、昨年9月の日本訪問への謝意を示しつつ、その後の二国間関係の進展に歓迎の意を表しました。

2 続いて、安倍総理から、日本企業のウガンダ進出を促進したいとの意向を表明し、貿易・投資環境整備を共に進めていきたい旨述べました。さらに、カンパラの送変電網整備のために約136億円を限度額とする円借款を供与する方針を表明しました。これに対して、ムセベニ大統領から本件円借款供与及びこれまでの日本のODAに対する謝意を表明するとともに、今後は援助に加えて、持続可能なビジネスを日本との間で推進していきたい旨述べました。その上で、ムセベニ大統領から、今後の両国関係の重要分野として、(1)日本市場へのアクセス、(2)インフラ整備、(3)観光、(4)日本企業の投資を指摘し、日本の協力を要請しました。

3 このほか、両首脳は、アフリカの開発や安保理改革を含む国際場裡における協力等に関し、意見交換を行いました。

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