アフリカ

　2月21日、アフリカビジネス協議会（JBCA）第7回投資環境改善ワーキンググループをオンラインにて開催したところ、概要は以下のとおりです。

1. 本ワーキンググループは、外務省が担当しており、アフリカ諸国への投資を検討する企業への、アフリカ各国の投資環境にかかる情報提供や、投資環境改善に向けた各種協力を進めています。今回は人材育成の観点からABEイニシアティブ（African Business Education Initiative for Youth）に焦点を当て、日本企業のアフリカ進出促進を目的としたセミナーを開催し、約50名のアフリカビジネスに関係する民間企業、関係省庁、政府関係機関の関係者が参加しました。
2. 本セミナーでは、現地の日本企業で勤務するケニア出身のABEイニシアティブ卒業生（マリー・マトゴ氏）が参加しました。最初に、中村JICA理事長特別補佐から、ABEイニシアティブを含む同機構の官民連携事業につき紹介し、続いて、マトゴ氏から、自身が体験したプログラムの詳細、卒業後日本企業に就職するまでの経緯等についてプレゼンテーション行いました。その後、林アフリカ第二課長より最近のアフリカ関係報告として、2月6日から9日のルト・ケニア大統領の訪日について説明を行いました。最後に参加者と登壇者との間で、日本企業で活躍するABEイニシアティブ卒業生との協業を通じた日本企業のアフリカ進出促進について意見交換を行いました。