アフリカ連合(AU)

令和7年8月20日
握手する石破総理大臣とユスフ・アフリカ連合委員会委員長 (写真提供:内閣広報室)

 8月20日、午前9時22分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のマハムッド・アリ・ユスフ・アフリカ連合委員会(AUC)委員長(H. E. Mr. Mahmoud Ali YOUSSOUF, Chairperson, African Union Commission)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、これまでのTICAD 9成功に向けたAUの緊密な協力に感謝しつつ、G20に正式加盟したAUの役割はますます高まっており、AUCのもと、若者の人材育成、雇用を生む産業力強化、地域統合等を通じて、AUが一層アフリカの未来を牽引していくことを期待している旨述べました。これに対し、第1回TICADにも参加した経験のあるユスフ委員長は、日本とアフリカの関係及び日本のTICADにおけるこれまでの取組を高く評価し、本日これから始まるTICAD 9の成功に向け、緊密に協力していきたい旨述べました。
  2. 続いて、石破総理大臣から、日本はAUの「アジェンダ2063」に基づく経済変革、統合、平和と安定等のアフリカ自身の取組を引き続き後押しする旨述べたのち、政策協議の実施を含め、日本の知見を活かしつつ、今後もAUCとの連携を進めていきたい旨述べました。これに対し、ユスフ委員長は、日本のAUCに対する支援に謝意を表明するとともに、革新的な課題解決策の共創を含めアフリカの発展に向けて引き続き緊密に連携してきたい旨述べました。

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