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武井外務大臣政務官の英国及びエチオピア訪問
平成29年5月13日
武井俊輔外務大臣政務官は,5月10日から13日まで,ロンドン(英国)及びアディスアベバ(エチオピア)を訪問し,ソマリアに関するロンドン会合に出席した他,要人との会談等を行いました。概要は以下のとおりです。
英国
1 ソマリアに関するロンドン会合


(1)5月11日,英国のロンドンにおいてソマリア会合が開催され,我が国からは武井俊輔外務大臣政務官が参加しました。本会合は共催国である英国のテリーザ・メイ首相,モハメド・アブドゥライ・モハメッド・ファルマージョ・ソマリア大統領及びアントニオ・グテーレス国連事務総長を始め,エジプト,エチオピア,ケニア,トルコ,ウガンダの各首脳,ジェームズ・マティス米国防長官,ムーサ・ファキAU委員長など42の国・関係機関が参加し,ソマリアの治安改革,テロ・海賊問題,人道問題,経済復興,開発等を包括的に議論しました。
(2)武井外務大臣政務官からは,対ソマリア支援(治安強化,人道支援,インフラ整備等で総額約4億4,200万ドルの支援,ソマリアを含むアフリカの角の飢饉対策として本年3月,2,600万ドルの拠出を決定)を発信するとともに,海賊問題への対処も含め,自由で開かれたインド太平洋の実現に尽力していく考えを発言しました。(ステートメント(日本語(PDF)


(3)コミュニケ他成果文書
また,同会合においてはコミュニケの他,相互責任に基づく長期的な安全確保の実現に資する「セキュリティ・パクト」が採択されました。加えて,会合では同パートナーシップによって,ソマリアが必要とする支援や改革を実施するために,国際社会が共に協力していくこと等を内容とする「ソマリアのための新たなパートナーシップ」(NPS)も採択されました。
2 バイ会談
- ウォックナー・ゲベイョウ・エチオピア外務大臣との会談
- ウォックナー・ゲベイョウ・エチオピア外務大臣との会談
- ユスフ・ガラド・オマール・ソマリア連邦共和国外務国際協力大臣との会談
- ウォックナー・ゲベイョウ・エチオピア外務大臣
- ユスフ・ガラド・オマール・ソマリア連邦共和国外務国際協力大臣
- エルウッド英国政務次官(アフリカ担当大臣)
エチオピア
- アンソニー・マルピンAU委員会経済委員(閣僚級)
- デメケ・メコネン・エチオピア副首相
- アクリル・ハイレミカエル外務国務大臣