外務副大臣・外務大臣政務官

平成26年3月31日
 3月28日,東京において,EAC(東アフリカ共同体)事務局との共催の下,日・EAC投資セミナーが開催されました。本セミナーは,昨年6月に開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)で表明した日・アフリカ間の貿易・投資の促進のための取組の一環として開催されました。

 冒頭,石原宏高外務大臣政務官が,本セミナーの開催を通じ,EAC地域におけるビジネス環境に関する我が国企業関係者の理解が深まるとともに,我が国企業とEAC加盟国関係者の人的交流が強化されることを希望する旨述べました。
 セミナーでは、EAC事務局及びEAC加盟各国の代表者が,それぞれの取組や投資先としての魅力について発表を行い,民間企業関係者,国際機関及び日本の関係機関の代表者が,EAC地域での活動状況,日本とEAC地域の間の投資促進に向けた取組等について発表を行いました。また,セミナー後に開催されたレセプションには多くのセミナー参加者が出席し,交流を深めました。
本セミナーは,日・EAC地域間の貿易・投資に係わる関係者が一堂に会し,今後の貿易・投資活動の促進につなげていくための一つの機会となりました。
 
(参考)東アフリカ共同体(EAC)
1999年,ケニア・タンザニア・ウガンダが,政治,経済,文化等の面での協力関係の拡大・深化を目的として,EAC設立条約を締結。2001年1月の3カ国首脳会議にて東アフリカ共同体(EAC)が正式に発足し,2007年7月にブルンジ,ルワンダが加わった。(議長国は1年毎の持ち回り制で,2014年の議長国はケニア。)
EAC加盟国5カ国の総人口は約1.3億人,総面積約182万km2,GDP総額約792億米ドル(2011年,出典:EAC Facts and Figure Report)。
外務副大臣・外務大臣政務官へ戻る