アフリカ

平成26年7月6日
 6月28日~7月6日,秋篠宮同妃両殿下は,ザンビア共和国及びタンザニア連合共和国を公式訪問されたところ,概要,意義は以下のとおり。

1.ザンビア

(1)概要

御言葉をお述べになる秋篠宮殿下
(日本・ザンビア外交関係樹立50周年記念レセプション)

 秋篠宮同妃両殿下は,ザンビア共和国の招待により,6月28日から7月2日まで同国を公式訪問された。両殿下のザンビア御訪問は日本ザンビア外交関係樹立50周年の機会を捉えたものであり,御滞在中,カビンバ大統領代行表敬,カウンダ初代大統領表敬,ザンビア政府主催晩餐会,日本ザンビア外交関係樹立50周年記念レセプションへの御臨席の他,リビングストン博物館,世界遺産であるヴィクトリアの滝,ザンビア大学,ザンビア大学教育病院等の御視察を含む御日程を精力的にこなされた。

(2)意義

 1964年の外交関係樹立以降,我が国とザンビア共和国との協力関係は,官民において着実に構築されてきており,最近では,ザンビア大学における日本語講座設置など教育分野にも拡大している。こうした中,秋篠宮同妃両殿下のザンビア御訪問は,我が国皇室による15年ぶりとなる同国への御訪問であり,同国政府より最高の礼をもってお迎えされた。また,ザンビア国民も尊敬と親愛の情を持って受け止められ,いずれの御訪問先においても盛大な歓待を受けられた。ザンビア独立50周年及び日本ザンビア外交関係樹立50周年という節目の年に行われた御訪問は,両国の友好協力関係を再確認し,これを一層増進させることとなった。

2.タンザニア

(1)概要

キクウェテ大統領を表敬される秋篠宮同妃両殿下

 秋篠宮同妃両殿下は,タンザニア連合共和国政府の招待により,7月2日から7月6日まで同国を公式訪問された。両殿下は,御滞在中,ダルエスサラームにおいて,キクウェテ大統領表敬,大統領夫妻主催晩餐会御臨席の他,国立博物館,国立病院等を視察された。さらにザンジバル,世界遺産であるセレンゲティ国立公園等も視察され,御日程を精力的にこなされた。

(2)意義

 1961年の外交関係樹立以降,我が国とタンザニアの間では,官民における活発な経済的・人的交流により,友好協力関係が着実に構築されてきており,この関係が更に発展していくことへの期待感が高まっている。こうした中,秋篠宮同妃両殿下は,両国の友好関係を一層強固なものとすることを願うタンザニア政府の招待により,我が国皇室として15年ぶりに同国を訪問され,最高の礼をもってお迎えされた。また,タンザニア国民にも尊敬と親愛の情を持って受け止められ,いずれの御訪問先においても盛大な歓待を受けられた。今般の秋篠宮同妃両殿下の御訪問は,両国の友好協力関係を再確認し,これを一層増進させることとなった。


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